昔からあるおもちゃです。
まずは下の動画をご覧ください。
8個の立方体が繋がっていて、どんどん開いていきます。
高木茂男氏の『三次元数学パズル』(※1)によれば、1948年に江口雅彦氏によって創作された造形とのこと。よく知られている吉本直貴氏による「ヨシモトキューブ」はその後に改編された造形のようです。
私はこれを作るためによく明治の「サイコロキャラメル」を買ってしまいます(笑)

今回、A3サイズで8個の立方体を作れる展開図をアップしておきます。1辺が35㎜になります。(無理すれば40㎜でもなんとか収まるのですがエレガントではなかったので)厚紙で作ってください。
立方体ができたら、セロテープなどで「ヒンジ」を作ります。下図を参考にしてください。テープはヒンジの両側から貼らないとすぐに取れてしまうのでご注意。

高木茂男氏は同書の中で、松田道雄氏の考案した1枚の紙からできる展開図も紹介されています。ほかの著作でも同じ展開図を紹介されているのですが、いずれも誤表記がありました。ここでは私が改修した展開図をアップしておきます。
ただし、大きな印刷も必要ですし、難易度は非常に高いです(;^_^A
私はこの構造を平面化することに成功しました!いずれ当ブログで紹介する予定です。
※1 講談社BLUE BACKS 昭和54年5月20日第1刷
- ▲
- 2014-05-29
- デザイン
- トラックバック : -
4年生の男の子の夏の工作をどうしようか探していてたどり着きました。
頭がかたいのか、私が見てもうまく作れる自信はありませんが、息子は頑張って作る気になりました!
とても参考になります。
ありがとうございます‼