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あかんデザイン25

その1

某所のJR車内にて。

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まさに取って付けたようなこの荷物棚。

ざっと見て高さが180cm以上のところにあります。誰が使うん?バスケットボール選手専用でしょうかね。


その2

某所のトイレにて。

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この形式のトイレットペーパーははじめて見ました。

紙の端っこが中に入って取り出せません。おまけに回転がめちゃくちゃ重く、そのために引っ張っても切れにくいトイレットペーパーが使われています。紙の繊維が縦方向になっているようで、引っ張ると平たい荷造り用のビニル紐のように細くなり、出口の淵で切ろうとしても切れません。これほど使いにくいものは見たことがありません。(もしかして何かボタンを押したら自動で出てくるとか?)

なぜこんなのを採用したのか…考えられるのは、補充品の盗難防止ぐらいでしょうか…?




その手があったか!目から鱗の書類ケース

久しぶりに文房具ネタ。

キングジムの「lots.」という紙製A4書類ケースです。


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一見、何の変哲もない紙製のケースなんですが、


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なんと前面がフルオープンになる構造!

通常のこの手のケースの場合、ボールペンなど入れてしまったら、底に沈んで取り出しにくい。しかし、この製品の方式なら中身がぱっと一覧しやすいし、取り出しやすいという訳です。これはやられた!お見事です。



しかもこれだけではありません!

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裏側、上部のフラップが開きます。



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仕切りがあって、書類など薄いものはこちらへ入れると扱いやすい。よく考えられています。


ただ、少し残念なのは材料の選定。ゴムバンドの留め具まわりがふにゃふにゃの本革。取っ手もダサいです。
そして何より本体を構成する紙。「クラフトペーパー」とのことですが、これも微妙に柔らかい上に毛羽立っていて、なんというか…全体的にお値段の割に(ネットでは2000円前後)高級感が無いのです。(自分が見たところでは、なぜか紙の裏面を表使いしているようです。そのために体裁面が毛羽立っているのです。)ヒンジや縫製の関係で選んだ素材なんでしょうけれど、厚紙のケースに関しては専門家であるはずのキングジムさん、もっと「シュッとした」もの作れると思います!



パイプカッターが大活躍

洗濯機の上部が空きスペースになっていたのでIKEAで洗濯機周り用の棚を購入。ところが…

この棚、左右の幅方向は調節が効くのですが、上下方向にはサイズを変えることができない仕様でした。
で、組み立ててみると、あと1、2cmというギリのところで、水道の蛇口、コンセント、ブレーカーボックスとものの見事に、3か所に干渉してしまうのでした。よもや、よもや…逆シンデレラサイズ!


色々悩んで、高さをなんとか縮められないかと。上下に4本の鉄パイプを差し込んで組み立てる方式なので、パイプを3cmずつカットできれば設置できるのではと考えました。

最初はバンドソーでカットできると思ったのですが、頼みのバンドソーが故障。これが不幸中の幸い。バンドソーでは失敗していたことでしょう。

調べてみたらAMAZONに良さげなパイプカッターがありました。お値段もリーズナブル。さほど期待せずに購入してみました。


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まず、4本の支柱の端から3cmのところに位置決めのマステを巻きます。

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次にパイプカッターのローラーブレードをカット位置にセット。黒いハンドル部を軽く回して締めます。

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ズレないよう確かめながら少しずつパイプの周りにカッターを回して行きます。位置が決まったのでマステを剥がして少しブレードを締め付けては回し、を繰り返していきます。

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ほどなく見事にスパッと鉄パイプが切断されました。ほとんど切り屑も出ません。パイプを削っているのではなく、薄い超硬刃で切断しているからです。ただし、切り口には多少バリが出るのでヤスリなどで磨く必要があります。

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というわけで、思ったより簡単に完了!うまく棚を設置することができました。

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昭和の模様ガラス

実家の古い家をお掃除。

ふと、あちこちにある大きなガラス障子の模様に気付く。

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なんだか懐かしい。やはり最近はあまり見かけないように思う。




2021年 立体カレンダー

2021年の立体カレンダー

Twisted Baumkuchen Calender 2021

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何なんでしょう、この形。ちょいとひねくれています。ずいぶん前から気になっていた形なのです。

展開図はこちら

→ Spiel Works

(過去のものしか出てこない、という場合はページをリロード(再読み込み)してみてください。)



昨年同様、実際には1枚のつながった展開図にできますが、大きさを優先してぎりぎりまで詰め込みました。
難易度は高くはありませんが、ちょっと面倒くさいです。

ハガキぐらいの厚みのある紙(A4)にフチ無しで印刷(できない場合はPDFなので少し縮小印刷すればよいと思います。)して、折り線に千枚通しなどで筋をつけ、予め折っておきます。

今回、組み立てる順番にややコツがあります。真ん中の部分から組み立てていくと作りやすいのです。それも内側の小さな曲面の方から。

写真のように、まずは2月と5月を貼り合わせるのですが、このとき、矢印のように「のりしろ」の角が位置合わせの基準になります。
この角を合わせて糊付けを進めていきます。

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貼り合わせたところ

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同様に5月と8月を貼り合わせます。

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裏側

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ここに11月を貼り合わせて蓋をします。ここまでいずれも「のりしろ」の角と角が始点になることにご注意ください。この位置決めがずれるとうまく作れません。

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言い忘れていました!長い曲面は片側ののりしろを先に全部貼り合わせるのではなくて両方ののりしろを少しずつ並行して貼っていくと作りやすいです。
真ん中部分が貼り合わせられたら、あとは淡々と作業をすすめるだけ。

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さて、これはバームクーヘンの1/4を捻りながら3つ繋ぎ合わせた形になります。紙の制限で3つ分にしましたが、延々と繋ぎ合わせていくと面白いものができそうです。

螺旋状になったり…

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尺取虫?

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冬休み、ステイホームの無聊の慰めにいかがでしょうか。


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