今回は十字を基本とした形状。



折り上げてみると非常に端正な佇まいとなりました。変化の幅も大きいし、上下左右どちらにもフレキシビリティがあります。
実は別の形状を設計しているうちにその簡易版として出てきた形状です。オリジナルの方はめちゃくちゃ折るのが困難でまだ出来上がりません。

細くして縮めることも可能。

とりあえず半分ですが、長くして繋ぐとカレイドサイクルとして回転もすると思います。それも作らねば。
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- 2015-08-18
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今回は自信作。
と、いっても写真は少ないのですが。

十字を基本とした構造。
いやいや、A4サイズを10回ほど折ったのですが、3回に一度しか折りきれませんでした(;^_^A
難しくて、途中で紙がボロボロになってしまう。
A3で折り上がったもの。

写真が少ないのは、不安定で触りたくないから(笑)
このパターンは平面から立体へちゃんと折りあがるのですが、とにかく難しい。ちゃんと大きな作品にしたいとも思うのですが、その過程を思うと、ちょっと気が遠くなります。は~、ため息。
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- 2015-08-05
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今回は少しだけ。
01を曲線にアレンジ。

細かいところがうまく行きません。曲面が2次方向に曲がっているのか…。紙も厚紙コピー用紙なので破れやすいし。
数学やプログラムを扱う才能はないので、全て手で試行錯誤。これだけの曲線を折るのはやはり難しいです。

ボロボロでお恥ずかしい。成立するのかしないのか微妙…大きくしたり紙を選べば、紙のテンションで逃げられる気もするのですが、とりあえず今回はここまでにしとうございます。
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- 2015-08-04
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さて、前回の八角形のオブジェを眺めていたら…これは曲線に置き換えられそうだと…
円の位相をずらした曲線の構成ではよく下記のような設計を見かけます。

さて、やってみると、あれ?この縦線いらないよな、おや、この横線もいらない?と…

縦線が全くない、単純な円の羅列。これで立体になるのでしょうか?円って折れないし。
ところが…

このように連続する凹凸の構成ができました。縦線もないのに横方向に回り込んでいきます。
これは4面で囲まれた構成。

これは5面で囲まれた構成。
非常に単純なので、すでにどこかにあるかもしれません。単純なものは誰かがやっている?東京オリンピックのエンブレムがよく物語っています(笑)
ま、しかし、勉強不足にして私は今の所見たことがありません。
面の数はいくらでも増やしていけますが、曲率が開いてくると当然ながら平面に近づいてくるので凹凸が少なくなっていくでしょう。

こちらは反対側をつなぐときに一段ずらしたもの。円の模様が螺旋となって繋がっていきます。
さて、4面の一段を切り出してみると、

4面が丸く凹んだ缶詰のような形に。実際に紙でパッケージにするのは難しそう。
さらに、おもしろい造形を発見。
同じく2段分を切り出します。

上下をつまんで蓋をすると…

4面が円錐状に陥入した、曲面だけの構造ができました。

一枚の紙でこういうフレキシブルなものができるとは…。中にたくさんの物を入れることもできないし、パッケージとしての実用性はないかもしれませんが、造形としてはとてもおもしろいのです。
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- 2015-08-01
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さて、お次は八角形のアレンジ。

途切れない直線の折りが何本かあるので前回のものよりは少しは楽ですが…部分的な直線や山谷の混在する線もあり、一筋縄ではいきません。

円筒形

曲げる角度が浅いと、表出する折りの角度も浅くなり、凹凸が安定しません。
そこで、もっと縮めてみると、


凹凸のはっきりしたユニークな円柱になりました。
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- 2015-07-24
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