恒例のデザイン・フェスタを見てきました。
「デザイン・フェスタ」出展者の様子などは上記サイトから見られるようです。
ちょっとだけレポートを。
「特殊メイク」を体験。
Amazing School JUR
いやー、毎回、見る度にこれ、やってみたかったんですよ。いつも混んでいて諦めていたのですが、今回、たまたま空いていて出来ました。
特殊メイク用のシリコン素材やら絵の具は日々進化しているそうで、まあ、本物と見紛う仕上がりに(笑)
あ、もちろん、アーティストさんの腕がなければこうは行きません。傷周りのあざも日本人の肌に合わせ、微妙に青みがかかっているのです。日々、研鑽しないと実はなかなかリアルにできないはずです。今回、アーティストさんは女性ばかりだったのですが、彼女らは何種類もの傷を作り分けることができるのです。
資料などを調べているとヘンに思われるから大変だと仰っていました。お察しします(^。^メ)
実はhoririumのダークサイドも傷に関連したような絵を描いたりするのですが、ヘタクソだし、見せると少ない友達がいなくなってしまうので公開できませぬ。
かの超絶絵師、「
松井冬子」を例に出すまでもなく、傷や内臓というモチーフは生命表現のひとつなのです。すぐにグロいと目を背ける向きもおありでしょうが、あなたの中にもあるものなのです、なーんてな。
「カエルのポーチ」
shingguapoura
今回、いろいろなブースでカエルグッズを見かけました。モチーフとしては一番人気と言ってもいいでしょう。その中でもこのカエルのポーチは出色。これぞ、まさに「がま口」。和服生地のちりめん柄?を活かし、とてもリアルに表現されていました。
「パンケーキのポーチ」
泡糖工房
これはやられました。「Q-pot」もびっくりのパンケーキのポーチです。
バターの部分が小物入れに、ケーキ部にファスナーがついてポーチになっています。単純に再現性だけを目指しているのではなく、アンティーク風味に振ってあるのも得点が高いのです。
「バードコール」
kiitos!!
「キートス」とはフィンランド語でありがとうの意味だそうです。
写真では大きくなりすぎてしまったかもしれませんが、高さ5cmほどの小さなオブジェ。
塗装された木に工業用のネジが刺してあるだけのシンプルさですが、オブジェとしてなんとも佇まいのよいこと。
しかも、このネジを回すとピピッと音がし、バードコールとなっているのです。
「Stick」
SEEDS
LEDキャンドルです。これは完全な工業製品。デザフェスはアマチュアだけでなく、プロも参加しています。
後から知ったのですが、SEEDSさんはバンダイナムコの関連企業でした。他にもいくつかの形状があります。
もちろん、LEDキャンドルなど今までもいろいろあるわけですが、なんの外連味もないシュッとしたスタイルが気に入りました。しかも、価格もお手頃だし、炎も揺らぐし、製品の作りといい、まあ、よくできているのです。
garland cg worksさんの絵葉書

いつもその超絶の技に憧れてしまいます。今回も新作の絵葉書を購入。単なるCGではなく、実物としての機構まで考慮されています。特殊メイクの傷のことをすっかり忘れていて、驚かせてしまいました(笑) すみませんでした(;^_^A
その他、会場ではあちこちで巨大な絵画の制作実演があります。その一つ…

外国人のアーティストさんの作品。白黒ですが、力強い馬の絵が注目を集めていました。
他にもたくさんのすばらしい作品がありましたが、もちろん紹介仕切れません。気になる方はデザフェスのサイトをご覧下さい。
最後に、今回のパンフレットの表紙絵他を担当された益田由二氏と「フォトモ」で有名なマスダユタカ氏のサイトを紹介しておきます。
http://homepage2.nifty.com/hmobox-yuuside/index.html