洗濯機の上部が空きスペースになっていたのでIKEAで洗濯機周り用の棚を購入。ところが…
この棚、左右の幅方向は調節が効くのですが、上下方向にはサイズを変えることができない仕様でした。
で、組み立ててみると、あと1、2cmというギリのところで、水道の蛇口、コンセント、ブレーカーボックスとものの見事に、3か所に干渉してしまうのでした。よもや、よもや…逆シンデレラサイズ!
色々悩んで、高さをなんとか縮められないかと。上下に4本の鉄パイプを差し込んで組み立てる方式なので、パイプを3cmずつカットできれば設置できるのではと考えました。
最初はバンドソーでカットできると思ったのですが、頼みのバンドソーが故障。これが不幸中の幸い。バンドソーでは失敗していたことでしょう。
調べてみたらAMAZONに良さげなパイプカッターがありました。お値段もリーズナブル。さほど期待せずに購入してみました。

まず、4本の支柱の端から3cmのところに位置決めのマステを巻きます。

次にパイプカッターのローラーブレードをカット位置にセット。黒いハンドル部を軽く回して締めます。

ズレないよう確かめながら少しずつパイプの周りにカッターを回して行きます。位置が決まったのでマステを剥がして少しブレードを締め付けては回し、を繰り返していきます。

ほどなく見事にスパッと鉄パイプが切断されました。ほとんど切り屑も出ません。パイプを削っているのではなく、薄い超硬刃で切断しているからです。ただし、切り口には多少バリが出るのでヤスリなどで磨く必要があります。

というわけで、思ったより簡単に完了!うまく棚を設置することができました。
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- 2022-01-23
- 日記
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なんとかギリギリで、2022年の立体カレンダーです。
Three Connected Cubes Calender Ⅱ 2022
「Ⅱ」とあるように2年前の三連立方体の別バージョンなのでした。
しかしながら、展開図が全く違います。面白い形状のわりに作るのは比較的簡単です。
展開図はこちら→
Spiel Works(過去のものしか出てこない、という場合はページをリロード(再読み込み)してみてください。)
いつもの流れです。
ハガキぐらいの厚みの紙にプリントします。
カットする前に折り筋をつけておきます。
指示の通り切り抜きます。

今回はあまり難しいところはありません。
コツは一つだけ、下の写真のように真ん中の部分を先に組み立ててください。
穴の部分をふさぐように組んでいくと自然と形が組み上がっていきます。展開図の妙味だと思います。

最後、蓋をする前にコインを3枚ぐらい入れておくと自立するようになります。

完成!

まだまだ日常が戻ってきたとは言えないかもしれませんが、良い年をお迎えください。
さて、これは何でしょう?(ヒント:背景)

十手ではありません。
先端にギザギザの歯車のようなものが。

実はこれ、段ボール箱の高さを縮めるための専用道具です。宅配便などで大きさが合わない、もう少し小さくしたいときに便利。
「箱切り名人」日伸貿易株式会社

高さを合わせてこのように、一定の幅で折り目を入れられます。
ただし、ちょっとコツが要ります。

矢印のように、非常にズレやすいのです。段ボールに押し当てながら動かすのですが(これが難しい)、斜めになるとそのままズレていきます。
また、歯の間隔がやや広いので、少し位置を変えながら2,3回動かす必要があります。

元々の折位置から3/1ほどの所で縮めました。
基本的に高さだけに対応しているので、縦横の幅も変えたいときには切り開いたり展開図を考えなければなりません。開いてしまうならまあ定規があれば(略)
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- 2020-10-22
- 文房具「ヘン愛」主義
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『造形工作アイデアノート』 パンタグラフ著

「オトナのための工作本」という副題があるように、工作好きな大人のためにいろいろな工作のヒントを解説した本。
プラモデルではなく、プラスチックや木、樹脂粘土などを使って、オリジナルな造形を楽しむためのヒントが満載。
著者の「パンタグラフ」は井上仁行氏と吉竹伸介氏による造形ユニット。その作品は雑誌や広告でお目にかかったことがある筈。ちょっとヒネッた造形のセンスから、完成度、写真撮影に至るまですばらしいの一言。
「PANTOGRAPH」構成は入門編と実践編に分かれ、最初はスタイロフォームをカッターで削るような基本の基から解説してある。
とは言え、入門編でもすぐに「パソコンで図面作成」などとあっさりCADを使っていたり、作例は単純な形のものばかりなのだが、「スタイロカッター」や「卓上糸ノコ盤」などある程度の工作機械も必然的に登場する。なので、入門編からしてそれなりに敷居は高い。
作者達が造形のプロなので、普段楽しむことを目的にのんびりと造形をしていられない、ということがあるのだろう。この辺り、もう少し、手作業だけで楽しめるような解説があってもよかった。
実践編はこれまでのパンタグラフの作例を中心に造形方法を解説している。
とにかく私は初心者への入門書というよりプロの技や仕事場を惜しみなく見せてくれている点が興味深かった。
こういう本を見ると強烈に造形心が刺激されるのだが、狭い家の中でスプレー塗装をどーしようか、汚したらどうしよう、というような現実を直視すると途端にしおれてしまう。
家の中で樹脂を削って粉だらけにしたら、奥さんに張り倒されるという御仁も多い筈(笑)。ましてや塗装なんて。
つまり、造形とは基本的に「汚れ」との戦いなので、素人こそ、そこら辺を基本とした戦略を考える必要があるわね。趣味としての「室内造形」というのはおもしろいテーマではあるのだけれど。
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- 2012-03-23
- 本
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Evernote、まだ大して使っていないのであんまりよく分かっていないのだけど。
アップした画像やPDFのOCR日本語認識ができるというので、だったら名刺管理に使えないかと。
OCRは斜めだと認識しにくいとかいう記事を読んで、あれ、パースの補正が得意で、Evernoteに送れるヤツあったなと、またまた「ショットノート」を思い出した次第。
で、こんなカードを作ってみた。

名刺スキャンベース。
名刺の2枚分のサイズなので、折って名刺入れに入れておく。
その場で頂いた名刺を乗せてショットノートで撮れる。

ここまではうまく行ったのだけど…
いくつか試してみたけれど、クラウドのEvernoteのOCRが全然ダメだった。大きなテキストも何故かほとんど認識してくれない。
不思議なのはiphoneとブラウザ経由のOCRはダメだったが、同じEvernoteでも、ローカルにダウンロードしたアプリのEvernoteでは、結構認識してくれたということ。
クラウドにあるOCRソフトは非力だが、パソコンでは別のOCRソフトが働いているってことなのか?
現状ではiphoneの高い名刺管理ソフトには全く敵わない。ただ、やや面倒だが、撮る度にタイトルに相手の名前や会社名を入れればそこそこ使えるかもしれない。