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無限階段のテセレーション4

2019/08/12

さて、同一の正方形のフットプリントで最小数6段の無限階段です。

190812a.png


これもこのままではキューブ状にはできないので、調整が必要です。


190812b.png

頂点が複雑になりましたが、面の陰影に矛盾の出ない形状です。
その他に…


190812c.png

こちらは頂点に「ペンローズの三角形」をあしらいました。


190812d.png

逆に端っこをL字状にして調整したもの。


次はエッシャーの「上昇と下降」のように段数の多い無限階段に挑戦。

12段

190812f.png


16段

190812g.png

これはもう破綻を避けるために苦肉の策を弄したもの。エレガントではないのですが、段数が増えると難しくなります。


13段

190812e.png

これも頂点を綺麗にまとめたために端っこが便宜的な形になりました。


無限階段のキューブを並べるテセレーションは一応これで一段落とします。



無限階段のテセレーション3

2019/08/09

段差3段をすっとばして4段

まずは面の各辺に段差がある形状。ブロックの重ね方でいく通り違いが出ます。


190809a.png


190809b.png


その他、段差の位置違いなど。


190809c.png


190809d.png


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190809f.png


190809g.png


190809h.png


190809i.png



各面の無限階段をキューブ状に構成しようとするとどうしても回廊の幅を変える必要が出できます。








無限階段のテセレーション2

2019/08/06

各面が2段の無限回廊になったブロックのテセレーション。


190806a.png


これは穴無し。真ん中の矛盾が気になるのでやはり穴を開けます。



190806b.png



以下、段差の位置違いバージョン。


190806c.png




190806d.png




190806e.png






無限階段のテセレーション1

2019/08/05

錯視格子を作っていて、以前作った「無限階段」を応用できることに気が付きました。

『上昇と下降(Ascending and Descending)』 エッシャー展によせて その3




立方体の各面が無限階段になっています。段差が増えるほど破綻が出てきます。まずは1段の段差から。
(クリックで拡大)

190804a.png


段差の方向を反対向きにしただけでやや破綻が。立方体の頂点に穴が開いてしまうので、別の立方体で隠しました。


190804b2.png



さらに段差の位置を変えます。


190804c.png

これも三角形の隙間が…

この隙間は立方体を置いたり、面の明暗に破綻が出ないように調整できるのですが、素直に穴が開いたままの方がスマートですね。


190804d.png



190804e.png



追記 (190805)

段差の逆方向バージョン


190805a.png


190805b.png



錯視格子のテセレーション1

2019/07/19

前回の卍繋ぎのテセレーション、三角と六角でもやってみました。

三角

190719a.png


六角

190719b.png


基本的に三角と六角の繋がりは同じ構成になります。

いろいろ試してみます。


190719c.png

立体に見えてきたのですが、各面の陰影に矛盾が生じるように見えます。


そこで、これを肉付けして、以前『井桁錯視 できる形、できない形』でやったように格子状にしてみます。各面の陰影に矛盾が生じないようにデザインしてみました。

190719d.png


隙間も埋めて…

190719e.png

面の陰影は揃っています。形状としては不可能…?可能…?


190719f.png

パーツを細かく分けてみました。

さらに…

190719g.png

一列ごとに鏡像を入れました。それでも繋がるのが面白い。陰影は狂いますが、錯視の雰囲気が強くなりました。


隙間を埋めると

190719h.png


190719i.png


190719j.png


190719k.png


「錯視格子」のテセレーション。






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