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手帳社中イベント『手帳!展(ててん)』のお知らせ

ぎりぎりになり恐縮ですが、手帳関係の展覧会のお知らせを。

7月に手帳好きが集まって「手帳社中」なる謎の?組織を立ち上げました(^^♪
手帳好きによる手帳好きのためのいろいろな活動を行う団体です。すでにオフ会やワークショップなどを重ねております。

そして10月の1、2日を皮切りに表題のようなイベントを開催いたします。
いろいろな手帳を実際に手に取ってフォーマットなどを確かめられるのはもちろん、好きな筆記具で記入して書き心地を試していただけます。また、多くの記入例を用意しましたので、どのように手帳を使ったらよいか、参考になると思います。実際に自分自身の手帳も持ってきて手帳好きどうしで使いかたや手帳の悩みなどを共有しましょう。手帳に関するワークショップなどもあります。特に東京会場はお茶や食事を楽しみながら、ゆっくりと手帳の時間を共有できる場となっています。
ぜひ足をお運びください。

(詳細はTwitter,FBなどで「手帳社中」をフォローしてください。)



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10月1,2日の場所:蔵前4273


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周辺にはおいしい料理やお菓子のお店、文具・雑貨のお店もたくさんあります。散策するのも楽しいかと思います。









『飾り原稿用紙 碧翡翠』 日本文具大賞 デザイン部門 グランプリ受賞!



この度、私がデザインを担当した、㈱あたぼうの『飾り原稿用紙 碧翡翠(アオヒスイ)』が2016年度の日本文具大賞 デザイン部門のグランプリを受賞いたしました。



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国際 文具・紙製品展 第25回日本文具大賞受賞製品一覧


あたぼうステーショナリー


あたぼうステーショナリー 飾り原稿用紙


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『飾り原稿用紙』は、手で書くことが少しでも楽しくなることを願ってデザインした原稿用紙です。こどものころ、読書感想文を原稿用紙5枚以上!とかいう宿題で苦しんだことはありませんか(笑) そういうネガティブなイメージを払拭すべく無味乾燥ではない飾り罫を施したカラフルな原稿用紙を作ってみようと思いました。

文具ライターの小日向京さんの監修を受け、製造販売元の㈱あたぼうさんと、皆で力を合わせて製作した製品です。

紙は白い「キンマリ」で、嵩張らず、万年筆などのインクの乗りも良いものになっています。A4サイズというのもバインダーに綴じたり、日常で使いやすい大きさではないでしょうか。


小日向京のひねもす文房具


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『飾り原稿用紙』は現在、全部で6色の展開があります。


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『碧翡翠』は清流とそこに棲むカワセミ(翡翠)をイメージとしています。


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魚尾のカワセミは小魚を咥えて水から飛び出したところ。


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小魚が5文字、5行ごとの指標になっています。


デジタル全盛でだんだんと手で文字を書くということも少なくなってきたように思います。しかしながらアナログな手書きを大切にするという指向も決して無くなったりはしないでしょう。手書き文化に少しでも貢献できれば、というところが受賞理由の一つではないかと思っています。


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枻出版社さんの『趣味の文具箱 38号』の表紙にご使用いただきました。万年筆と文房具が一杯の素敵な本です。


枻出版社 『趣味の文具箱』




折り本 その8 「楠樹式つづら折本 32頁1ヶ月スケジュール帳」

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『意外と誰も教えてくれなかった手帳の基本』

『意外と誰も教えてくれなかった手帳の基本』


手帳評論家の舘神龍彦さんが新作を上梓されました。拝読しましたので紹介したいと思います。


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前書きで、「本書には、マニアの人が飛びつくような、斬新な手帳記入テクニックは掲載されていません。」と書かれています。この本はどちらかいうとビギナーや手帳の使い方に悩んでいる人が、どういう手帳を選び、使ったらよいかをさぐるためのガイドの役割を果たす本です。

といっても、こういう職種の人はこういうフォーマットの手帳を使いなさい、とダイアグラム式のように手帳をおすすめするものではありません。

この本では、基本的なフォーマットや使い方を説明した後に、「ワークシート」なる仕掛けが用意されています。
そのシートに自分で使い方などを考え記入し、推敲していくうちに、自分に合った手帳や使い方が見えてくる、という仕組みです。

そのワークシートは、いわゆるスマート文具の「CamiApp」と「SHOT NOTE」に対応しており、スマホなどでいつでも確認することができます。


内容はとても丁寧に書かれていると感じました。

この本では、手帳を「人生の可能性を拡張するためのツールである」と定義し、その方法論として、「自分の可処分時間を再配分するための道具」としてどう活用するか、というスタンスです。

つまり「このように手帳を使えば成功する」だとか「仕事がスイスイできるようになるライフハック」的な方向性で書かれた本ではないところが、さすがに舘神さんらしく、言わば、外連味の無いまっとうな手帳の使い方を解説した本として、特にビギナーにはおすすめできると思いました。

他、自分としては、「5人の達人の手帳の使い方」の章が、写真の精度が悪いこともあり、全体的に分かりにくい気がしました。

また、著者自らが「倒錯的」と書いている4章では、手帳の使い方を「心身の健康」という広範囲な観点から帰納的にとらえようとしています。この部分は舘神さんが提唱されている「メタGTD」という考え方によるものだと思うのですが、おそらくまだ今後の展開やまとめがあると思われ、興味深いところです。





折り本 その2 「お役立ちソフト」

Twitterの中で小説を書いて発表されている方々がおられます。

ツイノベル、twnovelなどというようです。(@tenovrl

そういう方々の発表の手段として「折り本」が利用される場合もあります。

ただ、前回書いたようにページをひっくり返したりという装丁上の処理をしなければならず、やや面倒臭い部分もあります。
そんなときに便利なツールを二つ紹介します。



8p Orihon MAKER

web上で文字を入力すると各ページを折り本に応じた配置にしてPDFを吐き出してくれるという便利なサービスです。

文字はゴシックか明朝しか選べませんが、サイズは5、8、10、12、14、20ポイントが選択でき、それぞれ約13760文字~940文字までの文章量に対応します。

基本的に1ページずつ編集するのではなく、全文章をコピペして流し込むと自動的に8ページに振り分けてくれる仕様です。
デフォルトは縦書き(右綴じ)ですが、「横書きで出力する」にチェックを入れれば横書きとなり、この場合は左綴じに対応したページ配置となります。

画像は表紙だけでなく全てのページに入れることができます。下記のように「表紙以外にも画像を入れる」の部分をクリックすると画像挿入用のオプションが開きます。


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「(画像は横200px,縦280pxに収まるよう自動的に縮小されますがImage Resizerなどで加工しておくと便利です)」とのことですが、私が512pxの画像を貼りつけて試したところでは、事前に縮小してもやや劣化した感がありました。サンプルは後程。



また、途中ページに画像を貼りつけた場合は、文字は自動的に回り込んでくれますが、完璧ではないようです。


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いずれにしてもある程度まとまった量の文章を折り本にしたいという場合に手間なく使える良いツールだと思います。

【コピー&ペーストするだけで折り本用PDFファイルを作成・ダウンロードできる「8p Orihon Maker」 - Gigazine】



もう一つはダウンロードして使うフリーソフトです。


Ottee


Win版とMac版があります。(フリーソフトのご使用は自己責任で)

こちらは見開きの2ページずつ編集していくタイプ。ほぼ出力イメージのまま編集していけるので分かりやすいと思います。
文字はパソコンにインストールしているものが使え、縦書き横書きの混在、背景色の設定などかなり自由度が高いです。逆に言うと、縦書きにしながら左綴じにしてしまう場合もあるので、出力時には設定を注意する必要があります。

また、「ページ番号配置」で一旦ページ番号を付け、確定されてしまうと、一挙には取り消せなくなります。一つ一つ削除していくしかありません。


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背景の色を変えたり、画像を貼りつけるには、上記の三角を2度ほど押して「背景」タブを出します。

背景を無効にすると透明になるので、貼りつけた画像の上に直接文字を書き込んだりすることもできます。

設定からもとの紙の大きさもA5、A4、A3、B5、B4と選べます。PDFで出力してくれるので、印刷の大きさは印刷設定でも調節できるのですが、画像の精度などに影響するのかもしれません。

画像を貼りつけた場合の精度は前述の8p Orihon MAKERより良いようです。

横幅512pxの画像を同条件で貼り付け、PDFをA4で出力、100%のサイズで表示、等倍で切り出したもの。

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8p Orihon MAKER





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Ottee

また、画像は見開き2ページに渡って貼りつけることもできるので、小型の絵本などを作るのにも重宝しそうです。教育現場やワークショップでも役立ちそうなすばらしいソフトだと思います。




このようなツールを利用して、小さな本を簡単に作れるのはうれしいですね。やってみると実に楽しいものです。本以外にノートなどにも応用できますし、折り本の世界がもっと広がってほしいと思います。


次回は「ネットプリント」について。








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