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星袋(ペーパークラフト)

お年玉にはちょっと遅いのですが、ポチ袋ならぬ、「星袋」。

A4サイズでできるだけ端まで印刷できる設定にしてください。
(クリックで拡大)



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作り方

外周をカットし、折り線に折り筋をつけておきます。

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折り線が途中で止まっているので、注意しながらできるだけ線上だけに折りぐせをつけておきます。

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折り筋に従って、巾着を閉じるように全部の辺を中心に寄せていきます。

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桜と雪

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「桜」の方はサイズ的に紙幣を入れるのには向きません。「雪」の方は四つ折りにした紙幣を入れることができます。
(A4でリサイズしないで印刷した場合)








紙を折る道具

私め、勝手に「ジャバラの伝道師」を名告ったりしておるのですが、よーするにきちんとした法則に則った手順で紙を折るのが好きなのです。ゆえに必然的に、折り紙のジャンルでも「幾何学折り」という分野に興味があり、一般的な形象を折るのは苦手です。

さて、偶然、すごい機械を見つけました。
その名も「Oruman」!

Oruman 上級機種


残念ながら現在販売している機種は「MA150」だけのようですが、「二つ折り・四つ折り・とじ込み折り・内三つ折り・外三つ折り・クロス折り・観音折り」と7種の折り方のバリエーションに対応しているのがすごいです!どんな動きでそんな多様な折り方ができるのか想像もつきません。もちろん趣味で136,500円を出すわけにもいかないのですが、広告を発送したりする業務においては必須の機械なのでしょう。

A4三つ折り限定ならこちらがリーズナブル。

Oruman Mini



amazonnにもありました。こちらは4種の折り方に対応。

DAHLE(ダーレ) 紙折り機 LF283N


DAHLE(ダーレ)って確か、30cm級のシザーハンズみたいなハサミを出しているところですよね。こんなものもやっていたんだ。


私が紙を折るときに使っている道具はステンレス製の「スプーン」です(笑)。

プロの方はこんな道具を使っているようです。


第10回 東京国際ブックフェア2005で何が起こったか(2)


年季の入った「竹の指輪」をごらんください。いかにもな職人さんの道具、いいですね。紙を折っているとしょっちゅう指を切ってしまうので、そういう必然性から生まれた道具なのではないかと思います。これなら私でも自作できそうです。


追記(100513)


mixiでガラス瓶を使うアイデアを教えていただきました。


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薬の錠剤などの小瓶が最適とのこと。
確かに、指が入る「竹」を探すとなるとちょっと面倒ですし、切ったり、ささくれを削ったりと何かと大変そう。

ガラスの小瓶ならけっこうどこにでもありそうだし、紙との相性も抜群です。しっかりと折りたいときには底の部分も使えるとのこと。

うちにも空のビタミン剤の小瓶があったので、さっそくラベルを剥がして試してみるとします。






ズームする紙の地図

前回、「ミウラ折り」や「Z-CARD」という、一端を引っぱるだけで展開する紙の折り方を紹介した。
だが、このように引っぱるだけで全体が展開するような折り方は他にもいくつかある。

タイムリーな記事を見つけたので紹介する。


アナログだけど2.0な地図(via:ビタミンDX)

100208a.jpg


表面の地図を開くと、4倍の大きさの地図が現れるしくみのようだ。
かなりややこしい折り方だが、1枚の紙を4分割したところがユニークだ。

実際に自作してみたが、コピー用紙あたりでは、折り目が馴染まず勝手に開いてしまう。薄くて折り目の収まりのよい特殊な紙が必要だ。

この折り方、パテントになっているようだが、かなり以前からある別の展開型の地図の応用だと思われる。(それもまたいずれ紹介するつもりだ。、折り方は分かるのだが製作者のソースが分からない。)

いずれにしても私の知っている展開型の折り方は地図に応用されているものが多い。



大元のソースでは開いているビデオが見られる。


map2 - the zoomable map on paper




Z-折りスケジュール帖

前回のエントリ、『「ミウラ折り」と「Z-CARD」』の続きです。


ミウラ折りはむずかしいので「Z-CARD」の方式でスケジュール帖を作ってみます(ここでは屏風を意味する「帖」を使うことにした。また、一般に「Z折り」というとパンフレットなどの三つ折りを意味するので、区別するためにハイフンを入れた)。

PDFを用意しましたが、今回はA3サイズとなります。残念ながらA4サイズでは実用性がありません。








作り方など

1.ホームページ(refill→その他)かこのページ(上記ウインドウの「コピーを保存」)からPDFファイルをダウンロードし、A3上質紙などに印刷します。紙質によっては破れたり折れなかったするので吟味が必要です。1頁目と2頁をそれぞれ表と裏に印刷してください。

2.「Z-CARD」にならって折るには下記のように折り筋を入れます。

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ただし、この場合は前回のエントリで述べたように、薄くてしっかりした紙を使用しないと、折った後の収まりが悪くなります。

さて、そこで「紙折り」の上級者?用に「テーパード襠(まち)折り」なるものを考案しました。今までこれに類する折り方は見たことがありませんが、それもそのはず、非常にむずかしいので生産品にはなじまないでしょう(笑)。手先の器用さに自信のある方は挑戦してみてください。

説明します。横方向の折り目を1本ではなく、下図のようにテーパーをつけて2本入れるのです。

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指標として小さな○点を入れてあるので、これを反対側の一つの点と結びます。

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あとは折り筋をなじませてから、縦方向の山、谷を折り、次にZ型に折ります。

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折った状態で押し花のように本などに挟んで重しをかけるとより収まりがよくなります。

うまく「テーパード襠(まち)折り」が折れると、このように角ができて、しっくりと折り目が収まります。

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お気づきのように、この「テーパード襠(まち)折り」は幾何学的には矛盾した折り方です。ただ、現実に紙という材質の柔軟性の上に落とし込むと、なんとか実用性を発揮してくれます。あとは材質によりどこまで耐久性があるかですね。先日の手帳オフ会で自作したものを10個ほどお配りしましたが、試用していただいているうちに破れてくるのでは、と心配しています。


さて、実際にはこのスケジュール帖では「Z-CARD」のように厚紙を貼るスペースがありません。なので、多少開く際には引っぱりにくいところがあります。


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しかし、A3用紙を3段x6列に折るとほぼA7サイズ(僅かに小さい)になるので、超整理手用やモレスキンなどにも収まりがいいのです。普通に直線だけで折ってもぱっと開けるので、コンパクトかつ一覧性のよい補助スケジュールとして使えるのではないでしょうか。




「ミウラ折り」と「Z-CARD」

先日、「紙は何回折れるか」というエントリを書いた。

この中で紙の束ね方について3種類を挙げた。


1.巻く
2.折る(畳む)
3.綴じる(とじる)



この方式を紙に書かれた情報へのアクセスの観点から見ると、

1.の「巻く」は途中とか最後に書いてある情報を見たくても、常に最初からほどいていかないといけない。いわば「リニア」にしか情報にアクセスできない方式だといえる。

これに対し、3.の「綴じる」やり方はもちろん、どこのページでも直接開いて見ることができるので、いわば「ノンリニア」な情報アクセスが可能だ。


では、2.の「折る」はどうか。

前回のエントリの「折る」という方式は基本的に「直交方向での交互折り」で半分に折っていくやり方だ。

この場合は何回も折った場合(といっても動画のように7~11回が限界なわけだが)、中の方に書いてある情報を見るためには、やはり折られたページを最初から開いていかないといけない。つまりこれもリニア方式である。

これに対し、超整理手帳などのようにジャバラ折りになっている場合は、途中でも後ろの方でもどこでも開くことができるので、「綴じる」と同じくノンリニアなアクセスが可能となる。また、当然ながら各折り目はそれぞれが1回折りなので折り回数に制限はない。(書物全体の厚みは増していくが)

つまり「折る」という方式は1.と3.の中間の方式といえるのではないだろうか。


これ以外にも、1.と3.は紙を切断して製本する手間がない代わりに、紙の裏表の情報に自由にアクセスすることは困難で、紙全体をひっくり返したりする手間がかかる。開いたときに一覧性に優れる。

2.は紙をカットして製本する必要があるが、紙の裏表の情報にアクセスすることが容易ではある。その代わりに全体の一覧性に劣る、などの特徴がある。



さて、ここらで表題のテーマに移ろう。

「ジャバラ(蛇腹)折り」とは「経文折り」とも言われるように、一般的には一次方向のみに山、谷に交互に折っていく方式を指す。

しかしながら実は2次方向、つまり平面的な広がりを持つジャバラ折りが存在する。その代表が日本が誇る「ミウラ折り」だ。

「ミウラ折り」とは宇宙構造工学の権威、三浦教授がロケットの破壊パターンから考案した平面折り畳み構造である。宇宙ステーションの太陽光パネル等の構造への応用が研究されたり、身近なところでは地図や車のサンシェードなどに使われている。正式名称は「二重波型可展曲面」ということだ。


偶然、つい先日、NHKで紹介されていたのでご覧になった方も多いだろう。


FILE099:「未知なるカタチとの遭遇」(NHK 爆笑問題のニッポンの教養)



その他、参考サイトとして・・・


ミウラ折り(Wikipedia)

ミウラ折り公式サイト

また、ミウラ折りでメモ用紙を自作しようというサイトがある。

「ミウラ折り」のメモ用紙を作ろう

しかし、実際にやってみると分かるが、ジグザグの線を綺麗に折るのは非常にむずかしい。



さて、右側がミウラ折りのサンプル。(左側は後述する「Z-CARD」) ほぼA7の大きさで表と裏表紙に厚紙が貼ってあり、引っぱりやすいようになっている。

100204a.jpg



引っぱるとまず前後(この写真では上下)に伸び・・・

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自動的にぱっと展開する。これは交互に半分に折られた紙を開くのにくらべ、エネルギーの効率がいいらしい。開いたサイズはA2だ。おもしろいのだが、メモ帳などとして自作するには実に大変だ。




そこで、もう少し簡単に作れそうなものがないかと探したら、単純に直交する線で折った「Z-CARD」なるものがあった。(最初の写真の左側) ダイゴー(株)から出ていたスケジュール帳だ。(「Z-CALENDAR」あるいは「Z・フォーマット」という名称。現在は絶版)


これも同様にA7サイズで、裏表の表紙に厚紙が貼ってあり、前後に引っぱるとまず縦の折り目が解けた後・・・

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自然に展開する。

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こちらの展開後のサイズはA3。表が路線図で裏がスケジュール帳になっている。こちらの方がなぜ小さいかというと、ご覧の通り、折り数が少ないからだが・・・

折ったところを側面から見てみると・・・

ミウラ折り
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折り目に角度が付いているので折り目の重なりが少しずつズレるようになっている。このため、折り数を増やしても折った後の収まりがいい。

これに対して

「Z-CARD」
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原理的に折り目が同じ位置に来るので、前述の「紙は何回折れるか」の制約を受けるわけだ。この製品では非常に薄くて張りのある紙を使っている。材質を吟味することで、実用レベルでの折り合いを付けた製品と言えそうだ。こちらにもA2サイズの製品はあるが、折り畳んだときのフットプリント自体が大きくなっている。やはり「Z」というだけに原理的に多段折りはむずかしいようだ。

Official Z-CARD Website



さて、「ミウラ折り」も「Z-CARD」も登録商標となっており、折り方自体は特許等の対象にはならないのだが、それを作製する機械や、出来上がった製品はパテントの対象となる。もちろん、個人で楽しむ自作なら問題ないが、名称等の使用には多少の注意が必要だろう。


長くなったので、次回、「Z-CARD」の折り方を改良した、(一応「Z-折り」という名称に変えて)自作スケジュール帳を紹介する。






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