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あかんデザイン19 透明テープ


幅広透明テープを使おうとしたら…



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どこを引っ張ても縦に割ける!

昔のセロハンテープでよくあったように思うが最近のものでもこういうところの改善はされていないのね。

透明度も高くてよいのだけれどね~

ま、原因の一つはガムテープ用の簡易カッターを付けたとうことが大きい。


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このギザギザが透明テープには合わない。他のメーカーのものでも同様であった。

現在は材質はポリプロピレンフィルムだと思われる。引っ張り応力は強くても剪断力に対しては非常に弱いようだ。縦方向のみならず横方向に対しても弱い。

食品に入っているタレの袋などは「どこからでも切れます」と書いておきながら、「どこも切れんやんけ!」と突っ込みたくなることが多いのだが(笑) こういうテープに限って切れてほしくない場面で切れる。世の中ままならないものだ。

デザインというものは形状だけでなく品質や使い勝手も含めたトータルな概念なので「あかんデザイン」認定としておく。現在の分子科学の成果を持ってすれば縦方向に割けないテープなどできても良さそうなのだが、素人考えであろうか。





折り畳み式カッティングマット

久しぶりに文房具の話。

先日、A3のカッティングマットをA3ケースに入れて運ぼうとしたら、これが入らない。

仕方なく、1㎝ばかり端っこを切り落としてやろうと。

表面は柔らかいのだけれど、土台は硬質のPP板か何かでかなり固い。そりゃ、カッティングマットが簡単にカットできるようでは役に立ちませんわな(笑)


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それでも何とか大型のカッターナイフで無事切り落とすことに成功!


長い間愛用しているARTARTケースに入るようになりました。

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このセキセイのアルタートケースは横幅がA3より20mm大きい440mm。まあ、中で紙が踊って傷むといけないのであまりマージンが無いのもうなずけます。


で、そういえば、折り畳み式のカッティングマットがあったよね、と検索したらとても良さそうなものがあったので即ポチリました。

それがナカバヤシさんのCTMO-A201-DB。青い方です。



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折りたたんだ状態では100x305mm、伸ばすと100x600mm!(10mmどこ行った?(笑))

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大きな曲線を切るのでなければ幅は100mmもあれば事足りるわけです。しかも伸ばせばA2サイズ!小さいと切る紙に隠れて困りますが、600mmを超える紙を切ることもそうそうありません。しかも折れば抜群の携帯性を発揮。


で、気になるヒンジ部は…

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こんな感じ。この曲線の意味はお分かりですね!直線だとカッターでついうっかりヒンジを切り裂いてしまう可能性があるからですね。頭いい~!!

しかも真っ直ぐにすると、


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ほとんど切れ目が見えません!まだ未使用ということはあるにしても、何という精度の高さでしょうか。恐るべし、日本の文房具!









手帳社中イベント『手帳!展(ててん)』のお知らせ

ぎりぎりになり恐縮ですが、手帳関係の展覧会のお知らせを。

7月に手帳好きが集まって「手帳社中」なる謎の?組織を立ち上げました(^^♪
手帳好きによる手帳好きのためのいろいろな活動を行う団体です。すでにオフ会やワークショップなどを重ねております。

そして10月の1、2日を皮切りに表題のようなイベントを開催いたします。
いろいろな手帳を実際に手に取ってフォーマットなどを確かめられるのはもちろん、好きな筆記具で記入して書き心地を試していただけます。また、多くの記入例を用意しましたので、どのように手帳を使ったらよいか、参考になると思います。実際に自分自身の手帳も持ってきて手帳好きどうしで使いかたや手帳の悩みなどを共有しましょう。手帳に関するワークショップなどもあります。特に東京会場はお茶や食事を楽しみながら、ゆっくりと手帳の時間を共有できる場となっています。
ぜひ足をお運びください。

(詳細はTwitter,FBなどで「手帳社中」をフォローしてください。)



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10月1,2日の場所:蔵前4273


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周辺にはおいしい料理やお菓子のお店、文具・雑貨のお店もたくさんあります。散策するのも楽しいかと思います。









『飾り原稿用紙 碧翡翠』 日本文具大賞 デザイン部門 グランプリ受賞!



この度、私がデザインを担当した、㈱あたぼうの『飾り原稿用紙 碧翡翠(アオヒスイ)』が2016年度の日本文具大賞 デザイン部門のグランプリを受賞いたしました。



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国際 文具・紙製品展 第25回日本文具大賞受賞製品一覧


あたぼうステーショナリー


あたぼうステーショナリー 飾り原稿用紙


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『飾り原稿用紙』は、手で書くことが少しでも楽しくなることを願ってデザインした原稿用紙です。こどものころ、読書感想文を原稿用紙5枚以上!とかいう宿題で苦しんだことはありませんか(笑) そういうネガティブなイメージを払拭すべく無味乾燥ではない飾り罫を施したカラフルな原稿用紙を作ってみようと思いました。

文具ライターの小日向京さんの監修を受け、製造販売元の㈱あたぼうさんと、皆で力を合わせて製作した製品です。

紙は白い「キンマリ」で、嵩張らず、万年筆などのインクの乗りも良いものになっています。A4サイズというのもバインダーに綴じたり、日常で使いやすい大きさではないでしょうか。


小日向京のひねもす文房具


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『飾り原稿用紙』は現在、全部で6色の展開があります。


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『碧翡翠』は清流とそこに棲むカワセミ(翡翠)をイメージとしています。


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魚尾のカワセミは小魚を咥えて水から飛び出したところ。


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小魚が5文字、5行ごとの指標になっています。


デジタル全盛でだんだんと手で文字を書くということも少なくなってきたように思います。しかしながらアナログな手書きを大切にするという指向も決して無くなったりはしないでしょう。手書き文化に少しでも貢献できれば、というところが受賞理由の一つではないかと思っています。


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枻出版社さんの『趣味の文具箱 38号』の表紙にご使用いただきました。万年筆と文房具が一杯の素敵な本です。


枻出版社 『趣味の文具箱』




『溝引きと烏口』  - 失われつつある文房具と技術 -

昨日イベントで紹介した昔の文房具。

「溝引き」

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昔の竹製の30㎝定規などで上面に「溝」が掘られていたのをご存知でしょうか。今でもこのプラスチックの定規のように溝のついているものがあります。

先端に球のついた棒(これが「溝差し」)とセットで使います。下の写真のようにお箸を握る要領で「筆」とともに持って…


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つまり、基本的に「筆」で真っ直ぐな線を引くための道具です。筆は定規に直接つけられませんからね。溝差しはここでは金属ですが、中空のガラス製のものが多かったですね。今でも大きな画材屋さんやネットでは手に入るようです。

デザインの授業で「平面構成」などがすべてポスターカラーで制作されていた時代には必須の技術でした。今ではもちろんパソコンなどでの作業が主流でしょうから使う方は少なくなっているでしょう。

最近、「SHIROBAKO」というアニメ製作会社を舞台としたアニメで、年配の背景画家さんが使っていました。また、先日、紹介した『もじ部』の中でもフォントデザイナーさんが使っておられます。他に今でも建築パースを描く場合に使われる方がいるかもしれません。達人になると直線だけでなく、曲線も描けるとか…

水彩画で真っ直ぐな線を引く必要があるときにも使えますね。お箸のように間隔を調整しながら使うのですが、日本人にはぴったりの道具です。必ずしも専用の道具を使う必要もありません。ペンでもお箸でも真っ直ぐな棒があればいいので、覚えておいて損はない技術です。


「烏口(からすぐち)」

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こちらは真っ直ぐで且つ一定の太さの線を引くための道具です。

今でも製図用品売り場で見かけます。


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厚紙や筆でインクを中に入れます。直接、インクに浸けると外側にもついて汚れるからです。



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ネジで隙間の幅を調整し、定規の斜めの面を絵のようにして使います。インクがすぐに切れますが、1本でいろいろな太さの線に対応できるという利点があります。

製図や版下を作成するシーンで使われてきました。「ロッドリング」のような製図用万年筆が出てきて次第に使われなくなっていきました。私は子供のころ、石森正太郎の「まんがの描き方」のような本で紹介されているのを見た記憶があります。いかにもプロが使う道具としてあこがれたものです。










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