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錯視格子のテセレーション3

2022/09/09

久しぶりにペンローズの三角形から「錯視格子」を作ってみました。
格子状ということで、ある意味「テセレーション」であるとも言えるのでは、と思います。

まずは非常に単純な形状となりました。


220909aペンローズ三角形格子




次はほぼ同じですが、格子の重なりが少し違うタイプ。


220909bペンローズ三角形格子




ペンローズ三角形を3つ重ねた基本形から…


220909cペンローズ三角形格子



ペンローズ三角形から発展した「スリーダイヤモンド」から。

220909dペンローズ三角形格子


単純な形にするのもなかなか難しいものがあります。作っているうちにまったく矛盾が無くなって、錯視になっていないこともあったり(笑)








立体写真

気が向いたらTwitterに投げている「立体写真」をまとめておきます。

全て「交差法」でご覧ください。「寄り目」をするようにして2枚の画像を合わせます。(平行法は大きいサイズの写真では難しい場合があるので)


桜(ソメイヨシノ)を2題

DZbCnfkVMAAmEyP.jpg


FPYwBm2aMAYV6ic.jpg



ダリア
E8ojXoaVcAEn-ei.jpg


乙女椿
FPYvJpCaMAAJyps.jpg


ハゼラン
Eaxt-wyU0AAu9Fw.jpg

かなり上手く行っていると思います。ハゼランの四方に弾けるように伸びる枝の位置関係が良く分かります。


雲の流れを2題

E-luk2jVUAEnb-X.jpg



FYkdjn_aUAALq34.jpg



立体写真の撮り方は簡単です。スマホなど目の高さに構えて左の眼の位置と右の眼の位置で1枚づつ撮るだけです。左右の距離は適当で構いません。高さと前後の位置関係だけ動かさないようにすること。

交差法の場合、右側で撮った写真を左に、左側で撮った写真を右側に配置します。
そのままでもだいたい問題ありませんが、編集アプリなどで同じ位置を同じピクセル数で切り出せばさらにgoodです。

雲は大きいので、目の位置ぐらいの幅では立体感が出ません。これは、風の強い日に雲が横に流れていく場合に数秒の時間差で撮ったものを並べています。


錯視格子のテセレーション2 ペンローズの三角形の錯視

2020/04/17

ペンローズの三角形の応用で錯視格子を作る錯視のバリエーション。
(クリックで拡大)


200417a.png




200417b.png




200417c.png



これらの図形は六角形ごとの単位にしてみると、フラクタルのような様相を呈しています。


200417e.png






「錯視格子」を透視図法に(2)

2020/04/15

前回の続き。

不可能組木を透視図法で描き、イラストにしてみました。今回は二点透視。


200415a.png


非常に単純な建物ですが、いや、作図がめちゃくちゃ大変でした…(^_^;)




「錯視格子」を透視図法に

2020/04/13

以前から井桁の錯視を色々と描いているのですが…

拙作の飾り原稿用紙、『金鶯錯』はその井桁の錯視をモチーフにしたものです。


「あたぼうステーショナリー 金鶯錯」



よく見ると井桁が上下に移動し、現実には不可能な組木の飾りが周囲を囲んでいます。




さて、この井桁の錯視に遠近法を取り入れてみました。
(クリックで拡大)


200413a.png


左側は等角投影法で、これは錯視にはなっていない状態。

真ん中は左のものを錯視にした状態。組木としては成立しない形状。もちろん、繋ぎ方は他にもいろいろとできます。

そして一番右側がそれを三点透視図法で起こしたもの。井桁の幅などに歪みが生じますが、一応錯視としては成立しています。




200413b.png


同じく、両サイドに柱を立ててより組木らしくしました。




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