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『飾り原稿用紙 碧翡翠』 日本文具大賞 デザイン部門 グランプリ受賞!

この度、私がデザインを担当した、㈱あたぼうの『飾り原稿用紙 碧翡翠(アオヒスイ)』が2016年度の日本文具大賞 デザイン部門のグランプリを受賞いたしました。 国際 文具・紙製品展 第25回日本文具大賞受賞製品一覧 あたぼうステーショナリーあたぼうステーショナリー 飾り原稿用紙『飾り原稿用紙』は、手で書くことが少しでも楽しくなることを願ってデザインした原稿用紙です。こどものころ、読書感想文を原稿用紙5枚以上...

『溝引きと烏口』  - 失われつつある文房具と技術 -

昨日イベントで紹介した昔の文房具。「溝引き」昔の竹製の30㎝定規などで上面に「溝」が掘られていたのをご存知でしょうか。今でもこのプラスチックの定規のように溝のついているものがあります。先端に球のついた棒(これが「溝差し」)とセットで使います。下の写真のようにお箸を握る要領で「筆」とともに持って…つまり、基本的に「筆」で真っ直ぐな線を引くための道具です。筆は定規に直接つけられませんからね。溝差しはここ...

罫線モチーフいろいろ

本を買ったときに挟んである「補充注文カード」いわゆる「スリップ」。書店での購入時には外されるのですが、Amazonなどで購入した場合にはそのまま付いてくることも。これを罫線モチーフで作ってみました。栞として本に挟むだけでなく「一筆箋」としても使えそう。原稿用紙タイプ。次はポチ袋。ブックカバー。それぞれ、罫線や升目がつくと、感想などをいろいろと記入することを促されそう。何処まで読んだかとか、お金などを入れ...

妄想原稿用紙

妄想奇想幻想…弊社ではこの度、一味違った話を書きたいという小説家の皆様のご要望にお応えし、新たなる原稿用紙を作成致しました。『ひねりの効いた話を書くための原稿用紙』『起伏のある話を書くための原稿用紙』如何でしょう?新たな創作の一助となれば幸いです。弊社では同じく、お子様にピカソやダリのような才能を開花して頂くべく、『四次元的な作品のための工作用紙』も開発中です。え?もういい?お後がよろしいようで…m(...

鉛筆200年の宿題

今回はまあ、いつもながら自己満足の回。鉛筆が現在の形になったのは、1839年にFaber-Castellがその基礎を確立してからだそうです。以来、200年近く、そこには鉛筆の宿命とでもいうべき課題が残されてきました。それは、「最後の数センチ」が使えないということ…「連ピツ」と名付けました。このアイデアは2010年の暮れごろの思いつきました。なぜ覚えているかというと…、検索してこれを発見したときのショックが大きかったからです...

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