前回に続いてリスクマネジメントに関する話。人が危険に対して適切に対応できないことを説明するときによく引き合いに出されるものに「ゆでガエルの理論」とか「ゆでガエル現象」と言われるものがある。即ち、カエルをいきなり熱いお湯に入れると、必死になって逃げ出そうとするが、最初に水に入れてから、ゆっくり水を沸かしていくと、温度の変化に気がつかず、危険な領域に入ったときには既に体力が無くなって逃げ出すことができ...
「あるある」の件で、「烏合の衆」という言葉を使ったが、実際に「烏」が愚かなのかどーかは知らない。むしろ驚くほど知的な話ならよく聞くが。私が実際に経験した烏ならぬ「雀合の衆」の話。あるとき近道をしようと車で畑だか田んぼだかの中の一本道を走っていた。すると前方の路上で雀の群れが何かをついばんでいるのに出くわしたのである。籾殻でも落ちていたのかもしれない。双方向の擦れ違いもできるかどうかという狭い道幅で...
たまたま「カメラのキタムラ」で見かけて、ついつい購入してしまった「ピンホールカメラ」のペーパークラフト。しょぼいパッケージだったので侮っていました・・・中身はというと、B5の厚紙3枚分のパーツと、可動部分はプラスチックモールドパーツという本格派。お見逸れ致しました。ちょっと本腰を入れないと簡単に作れるものではないようです。35mmフィルムを使う本格的なもので、発売元のシャランでは他にもいろいろとオリジ...
「虎ノ門」詣でのついでに銀座で下車。最近よく見るようになってきた新型の信号機。新型といってもすでに2年ほど前から導入されているようですが。それにしては銀座4丁目の交差点でさえ、なぜか新型になっているのは1方向のみ。周囲のはまだまだ旧型ばかりのようです。旧型との違い、分かりますか?まず、色の付いている部分、これが旧型と比べて「図と地」に関して入れ替わっています。周囲が黒で締まった感じはしますが、ネッ...
立ち寄ったデパートでFABER-CASTELLの新ホルダー(TK9500)を購入。そんなつもりは無かったのだが、手にしたバランスのあまりの良さに一目惚れ。家に戻って、以前、仕事で使っていたものを引っ張り出したら、似たようなのが出てきた。型番が近く、TK9400。今回購入したものはこれより10数ミリ短い。僅かな差だが、普段使いの場合は9500の方が圧倒的にバランス良く感じる。両端を金属で覆ってあるのもポイント。プラのままだと、長...
天才的な社会心理学者である『ハリ・セルダン』は母集団が充分に大きければ、人間の行動、即ち未来の予測が数学的に可能であると説いた。彼の深遠な理論は余人の理解の及ぶところではないが、「あるある」の放送によって、スーパーの店頭から納豆が消え、ヤラセがバレて納豆業者悲鳴、番組終了までを予測するのは容易なことだったに違いない(笑)。「烏合の衆」とはよく言ったもので、ある刺激によって共通の行動をとる「無思考刺...
先日の「牛乳パック」に付けられたユニバーサルデザインの凹み指標の件で、他にも同様の指標が身近にないかチェックしてみた。実際はそれほどたくさんの物に付いているわけではないようだ。業界を跨いでいろいろと整合統一していくことが困難なのであろうか。1.シャンプー最も有名所はシャンプーのボトルだろう。サイドにギザギザがあるのがシャンプー。リンスやコンディショナー、ボディシャンプーには付いていない。ヘッド部分...
以前から気が付いていたことだが、外食などすると、何故か私の料理からだけ、異物が出てくる(笑)。ビニールや虫、はてはスチールたわしのかけらまで、かなり驚くべき確率で出現する。とんでもなく不運なる星のもとに生まれているのだろうか?「諸星あたる」も真っ青である。個人的には注意力が人より優れているだけだと思いたい。そういうのには当たらないなあ、という人、あんたらみんな知らずに食っちまってるのだ。どちらが幸...
ここんとこ、佐藤雅彦氏ネタがつづくが・・・氏のキャラの中でも息の長いのがNECの「バザールでござーる」。最近はあまりCMの露出もないかと思うけれど、しっかりと生き残っていた。ここのサイト(上記リンク)がとんでもなく充実している。とにかくコンテンツが豊富で、もうNECが何の会社か分からなくなるぐらい(笑)。とてもこのキャラを大切にしているのが分かる。(「がんばれ図工の時間」にもちょっと分けてやってくれ(笑)...
小学校の授業時間削減のあおりを食らって「図工」の時間が削減されているという。「頑張れ図工!」復権求め先生ら署名 学力低下論も逆風おいおい、98年から削減されているたのか?10年近く経って「危機感」だの「復権」だのってなあ・・・まあ、これも現場では、文科省や父母の意向に逆らいにくいということか・・・しかし、デザイナーや工業関係を巻き込んで、もっと早くにムーブメントを起こすこともできたのでは・・・とま...
今月号の「GoodsPress」に「最大150倍の超マクロレンズが誘うミクロの世界」と題して、台湾のモルス・テクノロジー社が作った「エックス・ルーペ」というマクロ撮影用のデジカメキットが紹介されていた。業務用からのスピン・オフということだが、それにしても25万円とは・・・個人で遊ぶには高い買い物だ。以前紹介した「ポケット顕微鏡」なら150倍とはいかないまでも、個人で遊ぶには充分に値段分(約¥800)の価値は...
拙文をお読みの方々、本年もよろしく!えー、これは大晦日の接円に関する問題の答えです。ですので、先にこちらにアクセスしてしまった人は、下の解答を見る前に、昨日の問題(「接円」)にトライしてみてください。↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓答えは全部で8つ(だと思います、責任は持ちません (^_^;)下部の直線は線分ではなく、直線なので無限長だということですね。実際の試験では制限時間が2...