先日、月周回衛星「かぐや(SELENE)」の写真による「クレーター錯視」について書いたが、28日、同じく「かぐや」の地形カメラによる月面の立体視動画が公開された。JAXAプレスリリース『月周回衛星「かぐや(SELENE)」の地形カメラによる立体視動画作成について』立体画像処理された動画が3つ挙げられているが、2番目のものが「アナグリフ」動画になっている。「アナグリフ」とは昔からお馴染みの赤青めがねによる立体視のこ...
図鑑が好きなのだ 6『自然断面図鑑』偕成社ほぼB4というビッグサイズの図鑑。この大きさに緻密な絵があいまって、まさに「パノラマ大図鑑」という名に恥じない。作者はモイラ・バターフィールド、他にも「クロスセクション」という断面シリーズの著書がある。絵はリチャード・オー。緻密な絵と大胆な断面構造の構成がすばらしい。「世界15ヶ国 国際共同出版」ということで、日本版は1996年に偕成社から出版された。オリジナルは1...
拙ホームページのオリジナル・リフィルフォーマットを2008年版に更新しています。refill/「A5サイズ」に『13.A4・1枚1ヶ月シート'08(超整理手帳対応)』を追加しました。曜日は入ってませんが、裏表印刷でA4用紙1枚で1ヶ月分の記入欄があります。また、繋ぎ合わせると片面1ヶ月のジャバラにすることもできます。よろしければご覧ください。...
朝、近所の道を車で走っていると、おや、こげ茶色の猫が死んでいる・・・ゆっくりと傍らを通りながら見てみると、猫じゃない。おタヌキさまかと眼をこらすと、額の真ん中から鼻にかけて鮮やかな白いスジが・・・ん?こいつは見たことがない。写真を撮りたかったが、細い道で車も停められないうえ、工事現場の人が片付けようとしていたので、そのまま通り過ぎた。そんなわけで後から図鑑を調べてみると、どうも「ハクビシン」らしい...
『ColorDialogPlus Charm/Mu』WindowsでCADなどのソフトを使う場合、線などの色設定をするときには、Windows標準搭載の「色の設定ダイアログ」を使う場合が多いと思います。このときストレスになるのはカスタム色(「作成した色」)が、わずかに16色しか作れないこと。それ以上の色を作成するとどんどん上書きされていきます。そんなストレスを解消する優れもののソフトが「妖精館」さんの『ColorDialogPlus Charm/Mu』です。...
これがほんとの「クレーター錯視」先頃、月周回衛星「かぐや」がハイビジョンカメラによる世界初の月面撮影に成功したというニュースがあった。JAXAのホームページでは大きな写真も見ることができる。で、ちょいとこの写真を拝借して、文字通り「クレーター錯視」で遊んでみた。「クレーター錯視」とは1938年にフィンランドの心理学者、カイ・フォン・フィアントが発表したもので、光の向きによって物の凹凸が逆に見えるというもの...
公園遊具某団地の公園で見かけた遊具。触角が・・・ハマッてますな。ちょいと気になるのはコンクリートでできているらしいバッタがつるつるなこと。角がないのは、ぶつかったときの配慮だと思うのだけど、それにしてもここまで丸いと、雨露などが付いていた場合、とても滑りやすいのでは・・・?転んで頭を打ちそうでコワイ。地面を海と見立てた造形はお見事です。塗装が剥げているところを見ると、こどもはこんな丸いものの上でも...
『佐藤可士和の超整理術』アートディレクターの「佐藤可士和」という名と「超整理術」という取り合わせに興味をひかれ読んでみた。タイトルから野口悠紀雄氏の「超整理法」を連想し、いわゆるビジネスマン向けの実用書だと思って読むとがっかりするかもしれない。この本は、アートディレクターとしての自身のいくつかのクリエイティブワークの例を挙げながら、その制作における「思考過程」を述べたものである。なので、デザインと...
『生活探検大図鑑』小学館の図鑑には、これまでに取り上げた「21世紀こども百科」と「小学館の図鑑 NEO」以外に「探検大図鑑」なるシリーズがある。これも他の二つのシリーズと同サイズ、同装丁なのでシリーズ分けの方針がますますよく分からないのだけれど・・・。名前には「図鑑」とついているが、内容的にはテーマ分けされているので、むしろ「21世紀こども百科」の編集に近いかと思う。現在7種類が刊行されているが、どれ...
「小学館の図鑑 NEO(ネオ)」近年刊行された図鑑でお薦めのものは「小学館の図鑑 NEO(ネオ)」シリーズだ。NEOは「学習百科図鑑」に続く、小学館30年ぶりの新シリーズ図鑑。2002年より、小学館創立80周年記念として刊行された。 現在、第1期・16巻が定価各2,100円(税込み)で発売されている。「NEO」とは、Nature・・・自然と生物、Earth・・・地球と宇宙の、Origin・・・起源をたずねて、未来を考える新しい図鑑とのこ...