ずいぶんブログをアップする時間が空いてしまいましたm(_ _)m
偶然またまた五角形について調べる機会があり、思い出したのがこれ。
夢枕獏 原作、岡野玲子 画 のご存知『陰陽師』。
この第六巻に下記のような五角形の説明がありました。

大きな円の中に半分の半径の円を二つ並べます。

「太極図」ができます。
外側の円を「太極」、中の円は陰と陽の両極。
「一である太極は二である両極を生じ…」と解説されます。
さらに中心線によって分かれる4つの象限は「春夏秋冬」を表すとのこと。
そして「木火土金水」の「五行」を生じます。

縦の中心線が外円と交差する点 O から内接する円に接円弧を引きます。外円と交差する距離が五角形の1辺になります。さらに外側で内円に接する弧が外円と交差する点が次の五角形の1辺にもなります。いや、美しい。
この図は前々回の作図法にも劣らず覚えやすい五角形の描き方ですね。
さて、より詳しい陰陽五行の薀蓄は漫画版の陰陽師6巻をどうぞ。それにしても岡野さん、この解説の絵を漫画の絵としてパースをとるために全部「楕円」で描いているのが凄いんですよね。
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- 2015-12-02
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