『角折り込み箱』箱の展開図を書いていて、ふと気が付いた角の処理です。

展開図(クリックで拡大)

あ、もちろん、この方式は検索すると出てきます。単純な方式だし。実用折り紙関係ではポピュラーかもしれませんね。工業製品としては私は見かけたことはありませんが…
上図では丁度、立方体になるように設計してあります。ただし、紙の厚みについては考慮していません。
折り返しの幅が丁度真ん中までくるようにすると…

少し縦長になります。
基本的に同じ図面なのですが、どこでトリミングをするかによって違ってきます。
今回は全て200mm四方の正方形に収まるように作図しました。
折り返しが幅と同じ長さになるようにすると、

さすがに紙の厚みが影響するので実際には調整が必要ですね。重なりの最後の部分を最初の部分にくぐらせると畳折りのような処理になります。
次、高さを幅の丁度半分に。

折り返しを接着しないと崩れるかな、と思ったのですが、多少厚めの紙を使うとかなりしっかりして、小物入れぐらいには使えそうです。ただしあまり開口部を広げると折り返し部の比率が少なくなり、強度が不足するでしょう。
全て同じ面積で折った箱です。
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- 2016-02-12
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