昨年、ご縁があって、文具メーカーのあたぼうさん、文具ライターの小日向さんとともに、館林の老舗文具店さん「三田三昭堂」の飾り原稿用紙『躑躅鑑』をデザイン致しました。
その経緯はあたぼうさんのHPに詳しく掲載されていますが、(
三田三昭堂オリジナル飾り原稿用紙 「躑躅鑑」の誕生秘話)丁度、ツツジの季節となりましたので、こちらでも「宣伝」をさせていただきたいと思います(;^_^A
館林は東京からも小一時間で着く美しい街です。そして何といってもツツジで有名な街なのです。

館林駅前のツツジ 大きさが分かるでしょうか?
丁度この時期、ツツジ祭りの真っ最中です。(4月10日(火曜日)~5月10日(木曜日))広大な公園に色とりどりのツツジが咲き乱れます。
館林市つつじが岡公園ガイド恥ずかしながら自分はそれまで館林のツツジを知りませんでした。ツツジは道路脇の植え込みでよく目にしますが、そういう低木のイメージしかなかったのです。ところが館林のヤマツツジと来たら…

様々な色合いのツツジが咲くつつじが岡公園

このツツジは高さ3mほど!

あちらこちらに人がくぐり抜けできるツツジのトンネルがあります。

紫に近い赤から朱色の赤まで、いろいろな諧調のツツジが咲き乱れます。ツツジは数百年かかって大きく育つそうで、400年の長きに渡り、館林の歴代城主はじめ地元の方々が愛し保護育成してきた賜物ということです。また、かと思えば、館林出身で、アジア初の女性宇宙飛行士、向井千秋さんが宇宙に持って行った種子から育った「宇宙ツツジ」のコーナーもあります。
とにかく、初めての方は、圧倒的というしかないツツジを目の当たりにして、赤と葉っぱの緑のコントラストで、ツツジ酔いする覚悟も必要です(笑)

当初、あまりの色のインパクトに原稿用紙も赤と緑の2色刷りでデザインしたのですが…
さすがにこれでは、文字を書くじゃまになるでしょうということでボツになりました(;^_^A
さて、館林といえば、飾り原稿用紙「躑躅鑑」にもそのモチーフを使わせていただいた有名な寺社があります。
一つは「尾曳神社」。館林城の別名、「尾曳(おびき)城」のもとになった神社です。

(これは今年のお正月に撮ったもの)

裏道にもたくさんの祠があり、お稲荷さんの像がたくさんあります。

今の時期が新緑に映え、もっとも美しいのではないでしょうか。
もうひとつ、有名な名刹が「茂林寺」です。

誰もが知っている「ブンブク茶釜」の物語のもとになったお寺です。

もちろん境内は狸だらけ。
そして拝観料は必要ですが、その伝説の「分福茶釜」も見ることができます。
街にもあちこちに狸の焼き物が。


公園かと見紛う美しい館林市役所にも…


尾曳神社の狐とならび、いかに愛されているか分かりますね。
さて、最後になりましたが、「三田三昭堂」さんもお近くなので文具好きの方はぜひお立ち寄りください。
特に「あなたブランド」のお店はオシャレで、オリジナルの万年筆やインクなど、素晴らしい品物がたくさんあります。
あなたブランド三田三昭堂 あなたブランド
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