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「錯視格子」を透視図法に

2020/04/13

以前から井桁の錯視を色々と描いているのですが…

拙作の飾り原稿用紙、『金鶯錯』はその井桁の錯視をモチーフにしたものです。


「あたぼうステーショナリー 金鶯錯」



よく見ると井桁が上下に移動し、現実には不可能な組木の飾りが周囲を囲んでいます。




さて、この井桁の錯視に遠近法を取り入れてみました。
(クリックで拡大)


200413a.png


左側は等角投影法で、これは錯視にはなっていない状態。

真ん中は左のものを錯視にした状態。組木としては成立しない形状。もちろん、繋ぎ方は他にもいろいろとできます。

そして一番右側がそれを三点透視図法で起こしたもの。井桁の幅などに歪みが生じますが、一応錯視としては成立しています。




200413b.png


同じく、両サイドに柱を立ててより組木らしくしました。




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