部屋を掃除していて、隅に転がったスキャナに目が留まる。そういえば随分と使っていない。たいていの記録はデジカメやスマホで済むようになったから、フラットヘッドスキャナはすっかり出番が無くなった。中古で買ったものだが、調べてみたら20年前の製品だった。

今でもEPSONのサイトにはドライバがあった。しかし、Win10では作動してくれないようだ。検索すると後継の機種のドライバが使えるという。
Windows10でEPSONスキャナー GT-8200Uを使用する方法ネット上に集積された共有知のありがたさよ。
無事に動いたが、どうもjpg形式でしか取り込めないようだ。ネットを検索するといくつかフリーソフトがあった。
ベクター:スキャナ・カメラ用「BatchScan! 1.4」 と 「Area61 スキャナーショット 1.3」 がTWAIN対応スキャナからの画像取り込みに対応していて、BMPやPNG形式で取り込むことができるようになった。
さて、この古い機種、最大解像度がなんと12800dpiとな!さすがに試したことがないのでやってみた。しかし、A4サイズとかの範囲だと「メモリ不足」という表示が。一応かなり良いスペックのPCに繋いでいるのだけれど。メモリの割り当てをいじったりするのが面倒なので範囲を小さく…
さてさて、次の画像の切手サイズで縦横約13000ピクセル、jpgで約5Mのサイズ。なんとスキャンに10分もかかった。

もちろん、この写真は縮小してある。それも普段使っているソフトではサイズが大きすぎて加工もできなかった。Windowsネイティブの「フォト」はさすがに動いてくれた。
さて、実寸を1000ピクセルで切り出してみると、

こんな感じ。クリックすると実サイズになります。
ちなみに同じ範囲をコンデジのマクロズームで接写してみると、4896×3672ピクセルで4.25Mだった。でも、こちらは一瞬で済むからね。
同じく1000ピクセル四方で切り出してみると、

まあ、どちらも実用性には難ありですかね。
顕微鏡的写真を撮る場合には別のレンズをデジカメに付ける方が現実的ですね。
参考記事
胡麻を撮る秘密の文字秘密の文字2
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- 2021-05-29
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