「即メモ」あれこれ
メモしたければ、「携帯」があるじゃん、ということで、デジタルガジェットを有効利用している方も多いと思う。メモを自分のPC当てにメールし、自動でフォルダに振り分けるというような使い方が一般的だろうか。
ただ、アイデアをメモするときには図も多用したいとか、筆の流れが重要ということもあるので、アナログな方法を検討してみた。
まずは「ペン」。携帯性のよい小型のペンというと、以下のようなものがある。
1.
ZEBRA ペンポッド 残念ながら未見。
2.
TOMBOW PFit (拙エントリー)3.
PILOT ハイテックCプチモ 通常のHI-TEC-Cを短くしたもので、キャップにOリングと小さな吊りヒモが付いている。プロダクトとしてはほとんど余計なことをしておらず、好感が持てる。本体だけで使うにはギリギリの短さ。絶妙な長さである。
仕事hack系の記事や本を見ていると、こういう小さなペンを携帯などに付けて常に持ち歩こう、というトピックはよく見かけるが、どうせなら、メモ帳も一緒にしておくに越したことはない。
コクヨのこんなノートもあるが、どうもこれはコストパフォーマンスが悪いかと思う。
さて、では、まずあっさりしたところではこれ。

お気に入りの小型メモに平ゴムでPFitを付けるだけ。写真の場合55x105mmなので充分に小さい。ただ、写真用に分かりやすくするために表に付けたが、実際にはこのままではペンをはずしてメモを開くにはやや手間がかかるので、多少の工夫は必要。
次はペグシルを挟むというアイデア。

これはノベルティなので実際には入手しにくいと思う。ペグシルがあれば「箸袋」状のものを紙で作るとか、太めのストローなどをカットして貼り付ければ自分のメモ帳に付けることができるだろう。
ただし、通常のペグシルは長さ11cm、直径5mmあり、小さく見えても実はそこそこの大きさがある。
また、当然、鉛筆芯なので直ぐに磨り減るわけで、
拙エントリーのように芯交換できるようにしたとしてもいささか面倒。
そんなわけで、コストもかからず、手離れのよいシステムを考えてみよう。
まず、ペンだが、最初に挙げた3つは、大きな文房具屋さんに行かないと入手困難である。ネット通販では手に入るだろうが、それでなくても価格が割高な上に送料などもかかることになる。そこで恒例の?「自作」なわけです(笑)。
まず、大抵の「使いさし」の水性ボールペンが使える。お気に入りの種類がある人はそれを使えばいい。
ここではuni-ballのSignoを使ってみる。とりあえず、分かりやすいように「ハイテックCプチモ」と同じ長さになるようにテープを巻いて目印をつける。

注意事項としてはキャップを本体のエンドに付けて長さをかせぐ、という使い方ができないので、本体だけで書ける長さにすること。ハイテックCプチモでは短いという人は自分の手に合わせて長めにしよう。
で、後はそこを
糸鋸などでカットするだけ。実に簡単。
え?糸鋸がない?
えー、カッターなどでは切れませんよ。かつてはあなたもプラモなどを作ったことのある少年だった筈。プラスチックぐらいカットできるのは男子のたしなみというものです(笑)。
カットした部分をヤスリ等で削り、エンドキャップを嵌め替える。これも多少きつくなったりするのでカッター等で調整する。(キツイまま無理に嵌めると後からひび割れることがある。)
使い古しのインクの減ったリフィルをカットして(これはカッターで簡単に切れる)セットすれば出来上がり。道具さえあれば全工程でわずか5分ほど。
これに適当なキーホルダーでもつければ自分好みの「プチモ」ができる。ハイテックCプチモ の場合は太さが0.4mmと私には細すぎるので、こちらの方が使いやすい。

で、紙の方は一番リーズナブルなのは市販の「単語帳」だろう。100円ショップやコンビニに行けばどこでも容易に手に入る。これにペンを付ければお手軽なメモセットとなるわけだ。どこかがノベルティとして出しそうだ(笑)。

付箋紙を使いたいという向きは付箋紙にパンチで穴を開けるというのも一法。

ついでに甚だミニマムではあるが1ヶ月分の日付け入り単語帳メモを作ってみた。
カットするのが面倒でなければご使用ください。

スケジューラーとしては使いにくいが、アイデアメモやTo-Doリストとしては使えるかと思う。
(月や曜日の入った1年分のシステムも作ってみたが、量が膨大になるためUPを断念。)
「即メモ」⇒HPの
original refill format 一番下の「その他」の9.即メモ
カットするのが正しい男の子かと。(笑