先日、エネループのことを書いたと思ったら、野中ともよ会長が辞任してしまった。
http://osaka.yomiuri.co.jp/eco_news/20070320ke05.htm野中さんに関しては毀誉褒貶相半ばするようだ。実際のサンヨーの事情は知る由もないが、少なくとも野中さんの環境配慮方針はそれだけでは充分ではないにせよ、正しいベクトルであったと信じたい。もともと経営者としての手腕を買われたわけではないだろうし、ニュースなどで見ている限りでは、とても積極的に企業アピールなどの活動をしていたし、現場への眼差しも忘れていないように感じた。
今後、「金融3社主導体制」ということであるが、メーカーの場合、経営陣が現場を知らないとすれば、先行きは暗いのではないか。
エネループのパッケージに感じた違和感が何やら「腐臭」を伴ってきた。
だめになっていく企業はどこかに腐臭のようなものを漂わせる。一消費者としてこれまでそれを感じた企業を挙げれば、ダイエー、西武、今は亡き某銀行、ソニー、不二家など・・・。
つい先日、強い腐臭を感じた企業がある。「トイザラス」である。2、3ヶ月ほど前にオープンしたばかりのトイザラスに行った。「スイッチ・ピッチ」という幾何学トイを見に行ったのだ。(これはまたブログで紹介します。)
休日だというのにほとんど人がいない。歩いていると足が何かに引っ掛かってこけそうになった。床にボロボロになったテレビゲームのコントローラーがガムテープで汚く貼り付けられていた。それも半分取れかかって、浮いていたので、足を引っ掛けたのだ。それがそのままにされていることに強い違和感を感じた。
お目当てのおもちゃなどを物色してレジに並んでいると、(5つ位あるレジの2つしか稼動していないのだが、)レジがトラブルのようで店員同士がなにやらあたふた相談している。店員といっても高校生のバイトかと思えるような若い女の子ばかりで、わずかに並んだ客にはなんのインフォメーションも無く放ったらかし。マジでこの人たち、売る気あるのかな?と思った次第。店員を捕まえて聞いても要領を得ず、わずかな会計に何分も待つはめになった。
おもちゃ自体が売れないというのもあるだろう。混雑するのは、DSやらWiiの売り出しのとき位なのかも知れない。この2つはどこに行っても品切れだ。墓場のように静かなおもちゃ売り場と教育のなされていない店員。当然、仕事のモチベーションも上がるわけもない。「トイザラス」はダメになると確信した。
- http://horirium.blog7.fc2.com/tb.php/171-aa2fb20e
2件のトラックバック
コメントの投稿