回収2品
1.
「氷殺ジェット」事故相次ぐ、ライオンが製造と販売を中止(読売新聞)「バルサン氷殺ジェット」の自主回収について(ライオン)以前、ここでも紹介した「氷殺ジェット」。使用されている可燃ガスに引火する事故が相次いだため、自主回収するということ。
しかし、他の殺虫剤でも可燃ガスは使われているし、どーしてこれだけ?
噴出量や距離が違うのだろうか?不思議。
感覚的にはドライヤーの傍で使うヘアスプレーの類の方が危ないと思うけど。
2.
三洋電機:古い扇風機の使用中止を 死亡火災で呼びかける(毎日新聞)古い扇風機についてのお知らせとお願い(三洋電機株式会社)
この夏の猛暑でいつもはあまり使わない古い扇風機がとても役立った。
三洋製だったので、もしやと思い、問い合わせてみたら、残念ながら対象品だった。
EF-6系はニュース等で流れていない型番でも危ないようだ。サービスセンターの説明では我が家のものは1970年代製だという。古過ぎるので実家から持ち出したものかもしれない。
多少レトロなデザインながら、今まで異音や異臭もなくすこぶる順調に働いてくれた。無ければ無いで困るのだが。代替品や費用などは出せないという。ま、これは当然だ。30年ものとなれば当然減価償却し終わっているのだから。メーカーが直に回収しにくるということになった。
それにしても、日本の家電の中でも「モーター系」は長持ちする。質が高いものづくりで実にすばらしいことだが、さすがに2,30年も経つと、使っている油やコンデンサー、コードの断線など、材質的な劣化が進行するのはいかんともしがたい。
本当は車のようにメンテナンスをしなければ機械というものは、時に深刻な事故を起こす。
家電業界では代表的な3つのタブーを俗に「H・H・K」ということがある。「発火・発煙・怪我」のことである。この中でも発火は一番の問題であろう。
先日も古い除湿機を分解掃除したら中の埃がすごかった。パソコンなどもそうだが、ファンがついているものは埃を溜めやすいので、これまた危ない。分かっていてもなかなか分解までして掃除しにくいのだが・・・。
事故で亡くなられた方のご冥福をお祈りします。
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