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システムノートの手法 6


個人的ほぼ最強?フォーマット


前回は市販のカレンダーを利用するという方法を説明しました。
この方法は手帳では困難な一覧性と記入スペースを確保できますが、記入式カレンダーの多くはいわゆるブロックタイプなので1日の時系列における流れを見るにはやや不便を感じる方もおられるかもしれません。

手帳の日付記入欄の場合、いわゆる「ヴァーチカルタイプ」のように、1日の中での時間指標を付しているものは多いのですが、逆に通年や月ごとの一覧性が悪い。そのため、1日の予定表とは別に、通年や月の予定表を併記しているものがほとんどでしょう。

デジタル系のスケジュールソフト、いわゆるPIM (Personal Information Manager)などではほとんどの場合、一度予定を記入すれば、それを年単位、月単位、週単位、1日単位と好きなフェーズで切り替えて見ることができるので、こればかりは手帳ではかないません。

手帳では年、月、週、1日などを分けて記入するのは実に不便です。まずは面倒だし、変更があった場合も対応仕切れません。

そこで、合理的にこれを解決しようとすると、十分な記入スペース一覧性のある「日付欄」に記入するというこれまで説明してきた方法で、かつ大きさ問題をクリアするために「折る=ジャバラにする」というフォーマットを採用するのがベストであるという結論に達しました。

この条件で、過去に何度か「バイブルサイズ」で設計を試みましたが、紙サイズの比率の関係から満足のいくものはできていません。やはりこれまで述べてきたようにA5サイズが最低の要件となります。

私はほぼこれに近いものを自作して、10年以上使ってきました。人それぞれの好みや仕事の種類にもよるでしょうが、私にはこれが合っているようです。今回はこれを機にデザインを見直したものを紹介します。


自作のA5-2穴バインダーに綴じ込んだところ。
080116a.jpg

見開きで1週間分が見渡せます。
080116b.jpg

広げると一挙に1ヶ月分が一望できます。
080116c.jpg

記入スペースも十分にあるし、矢印で何日かにまたがった予定を記入するときなど、このフォーマットの便利さが発揮されます。

左:方眼タイプ 右:1日の時間指標タイプ
080116d.jpg


いくつかのサンプルを拙HPに置いておきます。

「refill」→「★A5サイズ」→「14.A5ヴァーチカル・ジャバラタイプ」


A.時間指標タイプ

A5サイズで、全長587mm、1日の記入欄の幅は35mmあります。35mmあれば横書きでもかなりの予定は記入できると思います。見開き1週間のヴァーチカルタイプの手帳で1日分の幅が35mm以上あるものはほとんどないと思います。1日の予定を記入するに当たり、参考となる時間指標を設けました。

B.方眼タイプ

5mm方眼になっています。ガントチャートのように仕事の項目別の進捗を記入したり、TO-DOなど記入するのに便利です。

これらは6穴タイプでももちろん使えますが、「システムノート」ということで2穴用の寸法を採ってあります。
4つにジャバラ折りにして使うと穴を塞ぎません。長けりゃいいってものでもないので、ここでは2段のデザインとし、広げると1ヶ月分を一覧することができるようにしてあります。

右使いが基本ですが、裏面も使えるようにデザインしてあります。正確に裏表を印刷すると折り位置が合うようになっています。(裏表を正確に印刷するためには、プリンタの印刷マージンなどの設定をよく把握しておく必要があります。各プリンタによっても異なるかと思いますので、十分にテストをする必要があります。)


お使い頂く上での大きな問題は、幅210mmで長さが587mm以上の用紙を用意しなければならないということです。
これはロール紙を使っている人には全く問題がないことですが、多くの方は長尺ものを印刷したことはないと思います。

参考:エプソンA4ロール紙 A4幅ロール紙対応機種

一番いい方法は大きな文房具店でA2以上の紙を折り目を付けずに買ってきて自宅でカットする方法です・・・でも、これはデザインにかかわっている人なら問題はないのでしょうが、まあ、普通はちょっと難しいかもしれませんね。
それが可能なら使いたい好きな紙を選べるというメリットもあります。(もちろん、その場合はプリンターで印刷できる紙質のものを。)ハンズや伊東屋や竹尾で紙を選ぶというのは紙好きにとっては実に楽しいものなんですが(笑)。

次善の策としてはA4用紙を先に2枚ノリで貼って繋いでおくという手も・・・。この場合、ノリしろを7mmにすれば丁度587mmになりますが・・・まっすぐに繋ぐのは困難でしょうからA4とA3を十分なノリしろで繋いでから210mm幅にカットした方がいいかもしれません。

私はエプソンのプリンタを使っているのでエプソンを例に話すと、ロール紙対応でないA4のプリンタでもプリンタドライバ上では一応、横断幕のような長尺物を印刷できるようになっています。
「プリンタ設定」で「ユーザー定義サイズ」を選択すると最大約3mまで印刷できるようになっています。(他社の機種は取説を調べてみてください。)

エプソンのプリント設定画面の例:ここでは長さの単位が0.1mmになっていることに注意。
080116g.jpg


ただ、長い用紙はロール紙以外は手差しするしかないのですが、用紙トレイに紙をまっすぐに差し込まなければならないので注意が必要です。まあ、600mm位であればそれほど曲がることもないかと思いますが、エプソンとしては推奨していないということなので自己責任となります。曲がってプリンタに詰まったりすることがないとは言いきれないので、十分に注意してください。

印刷時の参考:紙の両端からの距離
080116e.jpg



C.A4用紙印刷用(20081114改訂)

簡易版として、A4用紙に印刷して、後から前後半を貼り合わせて使えるようにデザインしました。ノリしろや印刷マージンの関係から、1日分の幅が34mmとなっています。
汎用として使えるように1日をおおまかに4分割してあります。

pdfの1ページめと2ページめをそれぞれA4用紙の表と裏に印刷したものを2枚用意してください。

081114a.jpg


pdfを印刷する場合はお持ちのプリンターの取説に従ってください。エプソンの場合、「プロパティ」→「モード設定」→「詳細設定」→「ICM」がいいようです。
また、「用紙設定」で印刷可能領域を「最大」(マージンが約3mmになります)にするか、あるいは「給紙方法」で「四辺フチなし」にチェックを入れ、且つ「はみ出し量設定」で「より少ない」に設定します。
印刷時の大きさは「実際のサイズ」(100%)にしてください。

裏表を印刷する際は、PDF印刷時に印刷ページを設定してください。また、その際、用紙の差込み方向にご注意を。

糊を付けるときには一方の用紙をマスキングに利用すると一石二鳥。
081114b.jpg

前半部の端を後半部の「貼り位置」に合わせて貼り付けます。
081114c.jpg


綴じたい方にホルダー用のパンチを入れて折り、反対側の端をカットするとA5リフィルとなります。
081114d.jpg


ここでは残念ながら、データ量の関係から曜日を書き込むフォーマットにせざるを得ませんが、A5サイズとしてかなり強力な?フォーマットであると自負しています。

※あまり需要はないと思いますが、印刷の際、A3用紙を使用して、ページのサイズを「用紙に合わせる」にするとA4のフォルダーで利用できます。



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