最近、パソコンが謎の不調・・・騙し騙しやってますので更新等、さらに間隔が開くかもしれません・・・・
26日に舘神龍彦氏主催の「手帳オフ会」に参加してきました。
いろいろと皆さんのお話を聞いて勉強になりました。舘神さん、お疲れ様でした。

今回、集まった方はほとんど「システム手帳」をメインで使っておられる方ばかりでした。
システム手帳は綴じ手帳と違ってカスタマイズができるので、その分、使う人の数だけ、それぞれの工夫があるわけです。それゆえ集まって他の方のやり方を聞きたくなるのだと思います。
今回いろいろと出た話の中で問題となったテーマのひとつは手帳にオンとオフ、複数のプロジェクトあるいは営業先との予定などを一緒に書くか、ということです。
営業先などで、オフの予定が入っている手帳を見られてもよいかどうか・・・例えば週末に「釣り」などの予定を書き込んだとします。
なんらかの不手際があって謝りに行っているときだとしたら、見られたら、ちょっとばつが悪いかもしれない・・・。普通に商談をするときなら、それが切っ掛けで話しが弾むこともあるかもしれない。人それぞれ、タイミングもそれぞれです。
さて、もし見られたくない場合、手帳を分けるということ以外に、皆さんが工夫しておられた方法は・・・
1.システム手帳の前と後ろの2ヶ所に同じスケジュール欄を取り付ける。
片方を仕事用、片方をプライベート用とする。
2.プライベートに関することは「暗記ペン」で書き、お客さんの前では赤や緑のシートで隠す(笑)。
3.見られたらまずい事項は、自分にしか分からない記号に置き換える。などでした。皆さん工夫されていますが、これはなかなか一筋縄ではいかない問題ですね・・。
見られたくない予定は例えば強粘の付箋紙などで隠すという手もあるかもしれせん。
ただ、本質的にはオンとオフを一つの手帳に書くか、分けるかというのはその人の性格によるところが多いのではないかと思います。
また、業態も大いに関係するでしょう。会社員としてオンとオフが9to5ではっきりと分かれる場合は手帳なども分けやすい。しかし、一人で仕事をされている方だったら、オンとオフの区別などあってないようなものかもしれません。そういう方は自分の全時間を自分でマネジメントしなければならないわけで、手帳を分けるのは意味がないとも言えます。
これは結局、手帳で何を管理したいのか、という大きな問題に行き当たるのでは・・・。
目の前の仕事なのか、自身の人生・夢・目標なのか・・・。もちろん、正解などありません。ツールを使うスタンスは百人百様です。
もうひとつ考えさせられたのは、手帳にペンや定規、消しゴム、電卓などを挟み込んでいくかということ。個人的には鋏やカッターや糊やステープラーまでも一緒に持ち歩きたいのですが・・・
オールインワンを突き詰めていくと、何でもかんでも持ち歩きたい人は結局、
仕事の環境、考える環境を持ち歩きたいのだと気づきました。
そう言えば、これを究極まで進めた方がいます。マジックで有名な「マジック・ナポレオンズ」のボナ植木氏です。
氏はマジック以外に知る人ぞ知る、整理術の探求者で、『書斎がいらないマジック整理術』(講談社 2003.1)なる著書まで上梓されています。
この中で氏は、ちょっとした本や筆記用具を入れて、持ち運びができるトランクのような「移動書斎」を提案されています。蓋を開けるとそれが机の天板がわりとなって書きものができるというもので、たしかに家の中で行き場のない?お父さんには必須のアイテムかもしれません(笑)。
魅力的ではありますが、個人的にはこれを持って外出できるほどの体力はありません。でも、こういうものが欲しくなる気持ちはたいへんよく分かるのです(笑)。
手帳=書斎は無理としても、手帳=鞄ぐらいにはなりそうです・・・これも肩が凝る原因だなあ。
ボナ植木氏のHP
「新・手品師の裏側」 (注:私が作っているリフィルは氏が工夫されているジャバラ式のカレンダーと似ていますが、もちろん全く関連はありません。私も知ったときは驚きましたが、偶然の一致です。)
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