ポップアップ付箋
電車の中で居眠り以外にどう過ごすかを大まかに分けると・・・
1.本・雑誌などを読む
2.音楽を聴く
3.携帯を弄る
4.ゲームをする
などが挙げられるだろうか。
私は活字派なので圧倒的に1番だ。なので余程疲れていない限りは空席があっても座らない。座ると眠くなるし、本を読むときに電車の揺れがもろに本に伝わるからだ。立っていると膝や腰の関節がダンパーになって文字の揺れが多少なりともましになる。
電車の中で本を読むときにはメモも取りにくいので付箋を貼ったりするのだけど、これがなかなか難しい。片手で本を持っているともう一方の手だけでなんとか付箋を取り出したい。先日ポストイットを入れたフリスクケースなどを紹介したが、この用途だと必ずしもフリスクケースは使い勝手がいいというわけにはいかない。とりわけ混んでいてカバンを網棚にも置けないような状態なら尚更だ。
そこで普通の付箋を使うときには次のような工夫をしてみた。
厚みがあってしっかりしているSuicaを台紙として使うのだ。

もともと私はSuicaを財布に入れて使っていたのだが、財布に金属のパーツがあったためか、財布越しでは誤作動が非常に多かった。それで仕方なく上着のポケットにSuicaをいれて裸で使っていたのだが、やってみると一回り大きな財布ごと大仰にタッチするよりもはるかに動作が軽やかになった。ポケットから財布を取り出す際のひっかかり感がないのがいい。
で、いつも同じポケットにSuicaと付箋が入っていたのでくっつけてみたのだ。
先に言うと残念ながらこの方法は完璧とは言えない。指先だけで付箋を1枚めくろうとすると慣れが必要で、やはりSuicaから付箋全体が剥がれることも多いのだ。また、ゲートを通過するときにはこのままで問題ないのだが、チャージするときには剥がさないといけない。
しかしながら、ポケットの中で付箋がばらけたり、探したりすることは多少改善されるので、応急措置?としてはまあまあ使える技だ。
手探り状態などで最も使えるのは小型の「ポップアップタイプ」の付箋だ。

左側のは某ホームセンターで見つけたのだが、一時的な入荷だったようでその後見かけない。キーホルダーになっているのだが、どこに付ければいいのだろう(笑)。カバンにぶら下げるのが正解か。
右側のは手帳用としても便利な小型フィルム付箋。薄い透明ケースに入っているのでこのままポケットに入れておけば手探りで使える。(色は気にしないとして)
3Mなどいくつかの種類が販売されている。どちらも透明付箋である。ただし、右のものはポケットに入れておくと埃が付きやすい。
もう少し大きく多少文字を書くスペースもあるものには次のようなものがある。

左:ED EMBERLEY'S MARKING LABEL 丁度ガムケースぐらいの大きさで付箋としては珍しくかわいらしいイラストが付いている。(ケースのイラストは何種類かあるが、中身は一緒だということだ。)ビジネスの場が和んでいいかも。
大手の文具店他
ネットでも購入可能。右:実用一点張りのPost-it フラッグ これは透明付箋。
ポストイットのポップアップ付箋のディスペンサーはデスク用の大仰なものが多いのだが、これは小型のプラケース製。中身が無くなったら蓋を開けて新しいものを詰め替えることができる。
(大きさ等、数種類有り
「ポストイット フラッグプチ」)
ポップアップ式の付箋は通常のものに比べ価格が高いのが欠点だ。上記はどちらも315円。
ポストイットシリーズの紙製ポップアップ付箋には
75x25mmサイズのものがある。これを適当な紙箱をカットして入れてみた。
自作というほどのこともない、真ん中辺りを1cmほどカットしただけ。

左:
バージニア・スリム・デュオ・メンソールの箱。
タバコは吸わないのだが、箱がきれいなのでつい買ってしまった。中身を捨てて箱を愛でるという、紙フェチの性だ(笑)。付箋と幅がぴったり。
右:グラフィックデザイナー
佐藤卓氏によるロッテ キシリトールのパッケージ。付箋と長さがぴったり。ただし厚みがないので、付箋のリフィルの半分ほどを入れる。
切り込みの幅が広すぎてちょっと不細工になった。自作するときには中の仕切にちょっと細工が必要。
そのうち厚紙でフルスクラッチしよっと!
このたばこも買ってしまった!!
(私もタバコは吸いません)
付箋ケースにも挑戦してみますっ。
あとは何に使おうかな~当分
ながめていられそうです~。
紙や布のフェチかも私。