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「空に浮かぶ広告」

ちょっと前から「空に浮かぶ広告」flogos があちこちで話題になっている。
080416-flogo-peace-02.jpg

一番早かったのはたぶんここ。
IDEA*IDEA「大空にあなたのロゴを打ち上げられる『Flogo』

gizmodo「え? 青空に不思議なかたちの雲が…と思ったら広告だった件について


FlogosのサイトではDownloadsから実際の動画を見ることができる。


おもしろいな、これ。まずはこういう「発想」に感心してしまう。

実際に動画を見ると、それほど大きくないので(1m四方の豆腐ができないように、強度的な限界があるのだろう)高く上がってしまうと何やらよく分からないのだが、イベントなどで舞い上がっていくところを見せるのは効果的だろう。あ、もちろん、環境的にクリーンだとしてね。押し出された泡の塊が、ワイパーで削られ、浮かび上がる姿はなんとも不思議。


「空」+「広告」というタグの組み合わせは、昔からあった。

古くは飛行機から撒かれる「ビラ」。
「飛行機ビラ」については検索するとギリギリで経験者の話がみつかる。昭和30年後半まで撒かれていたということで、廃止されたのは環境問題よりも、追いかけた子供が交通事故に遭うということが多発したためだったようである。
景品がついているものや、おもちゃの「落下傘」が撒かれたという話しもあった。

その後、セスナの後方に吹き流しというか垂れ幕のような広告を引っぱって空を流すというのがあった。このあたりは今でもイベントなどでは使っているように思うが、昔のものはなかなか画像もヒットしない。

アドバルーン

アドバルーンは最近はあまり見かけなくなったが、検索するとまだまだたくさんの画像が見つかる。こどものころ、どこのデパートでもアドバルーンが上がっていたように記憶している。私のイメージではアドバルーンとデパートはセットだ。

「飛行船」
飛行船といえば有名なのは1968年に日本初の広告飛行船として空を飛んだ、「キドカラー号」だ。日立のカラーテレビ、「キドカラー」のロゴが入っているだけのものだが、全国をまわった銀色のボディは人々が実際に目にするおそらく始めての飛行船で耳目を集めた。

余談だが、今年の元日に富士山の写真を撮ったら偶然、飛行船が写り込んでいた。

080427a.jpg


これは広告用ではなく、ちょうどその時期、東京を遊覧していた、遊覧飛行船「ツェッペリンNT号」だったようだ。

こどものころ、飛行船の風船部分には人が入れず、あんなにでかい図体なのに結局は下の小さなゴンドラ部分に乗るのだということが分かったときには、なんだかがっかりしたものだ。
最近ではこんな飛行船もデザインされているが(現段階ではコンセプトデザインのよう)、居住性はどうなのだろう。

Strato Cruiser(Bornrich.org)

21世紀のツェッペリン号は「空飛ぶスパリゾート」


「スカイタイプ・スカイメッセージ」

最近の「聖火リレー問題」で登場した「スカイメッセージ」
キャンベラで聖火リレー 厳戒、「防衛隊」も伴走(産経ニュース)」

これは飛行機を使って文字通り直接メッセージを空に描くものだ。
航跡が直接文字になるタイプって、パイロットの腕が並大抵ではできないと思うのだが・・・。

より簡単?かもしれないのはドットタイプ。
日本では2005年の「ポカリスエット」の広告が有名。これ、実際に見た覚えがあります。
検索すると何人か写真を撮っているひとが・・・。

「ポカリのスカイメッセージ。」(『さぁ、空を見上げよう。』さん)
http://blue.ap.teacup.com/applet/pierrot/600/trackback

「ポカリスエット スカイメッセージ」(『あひるオヤジのひとりごと』さん)
http://blogs.yahoo.co.jp/duck_kita/9754597.html

「広告雲?スカイタイピング!」(『Moon~Re-Act~』さん)
http://blog.livedoor.jp/l_noir/archives/50031867.html


その他、SFでは「ブレードランナー」の有名な「わかもと」のシーン以外にも、空と広告を関連づけたものはいろいろあるようだ。
ずばり、

『天空広告』著者 ヴィリエ・ド・リラダン(早川書房 世界のSF31)

これは未見なので申し訳ないのだけれど、私が読んだ究極の作品のあらすじを紹介すると・・・
(ちょっと出展は失念してしまった、残念)

あるとき、天空の星々が奇妙な動きを始める。天文学者はじめ、人々は夜空を見上げて大騒ぎとなる。
原因不明のまま、日が経ち、星々はどんどんと移動していく・・・。
そのうち、調査している一人があることに気付く。その星の動きをシミュレートしていくと、数日後の時点で星の連なりがある商品名になることを!
そう、実はその企業の天才的な科学者が星の光を曲げ、CMとして使おうとしていたのだった・・・。

さてさて、いずれこんなことが現実となるやもしれません。

追記:
出典が判明しました。
「宇宙をぼくの手の上に」(フレドリック・ブラウン 東京創元社1969年)
の中の「狂った星座」です。
ちょっとファンタジーな味付けの短編SFの名著。2007年に復刻版が出ています。




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