Autodesk Sketchbook Proを試用してみた。
気に入ったのは紙とマーカーの関係でいうと、マーカーのノリがいいというか、ラインのムラがあまりないというところ。ペンタブのストロークにもよく追従し、気持ちがいい。
困ったところは、ベジェや四角、丸などのドロー形式の描画ができないということ、回転系のコマンドなどを使うとカレントレイヤーのみが動いてしまい、後から他のレイヤーと合わせられなくなるということ。(私が試用した限りでは調整する設定画面はないように思う・・・)
また、インターフェースはかなり特殊だと思うが、慣れればペンだけで操作できて便利なのかもしれない。
他、突然、ペンの切り替えなどが効かなくなる状態が続くことがあった。

もともとマーカーレンダなど苦手な上に、今回始めてペンタブレットを使ってみたのだが・・・世の中のプロダクトデザイナーはいったい、どうやってペンタブを使いこなしているのだろうか、と関心する。
マーカーレンダなんてラインの「走り」が命みたいなところがあると思うのだが、ペンタブだと、どこに向かってラインを描いているのかさっぱり分からないのだ(笑)。あさっての方に線が伸びていくので困惑する。ドロー系のソフトのように後からちまちまハンドルなど弄って修正もできない。ペイント系のソフトでストロークの流れ重視の絵はどーやって描いたらいいのか・・・。お手上げである。これって「慣れ」の問題なんだろーか。
いろいろ姑息な手段でごまかしたこの絵は、一応なんか自走式の掃除機のよーなもの。
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