とかくプロダクツデザインの世界では「椅子」がもてはやされる。
イームズなどの巨匠の椅子ともなれば、オリジナルはコレクターアイテムとして高額で取引されるようだ。もともと安価な大量生産品として設計されたものなので、設計者のこころざしと異なる状況はいかがなものか、と思うが・・・。
私自身はあまり椅子に興味がなかった。だいたい机に向かっていてもお行儀がよろしくない。足を机の上に上げたり、椅子の上で胡座をかいたり、膝を立てたり・・・なので肘掛けがあったり、座る者の姿勢を規定するような椅子は苦手なのだ。
ところがこの椅子を見て、これは欲しいやんか!と思ったのだ。
Stance® Angle Chair なんと椅子が上昇してほとんど立ったような状態になるのである。この発想はなかったですね。参りました。
確かに、長時間座っていると疲れるので腰を伸ばしたくなる・・・私は電車の中で立って本を読むと読書がはかどるのだが、長時間パソコンに向かうときなどはたまに立って仕事するのも一法かもしれない。
この椅子、実際には机や画面との視線の方向、高さが変わるので、そちらの方も変化させてやらなければならないので大変っちゃ大変だが。
しかし、ほとんど立っている状態というのは椅子と言っていいのかと迷うくらいの思考の転換ではないだろうか。セグウェイなどでもそうだが、普段の姿勢の変換は発想の転換につながるのかもしれない・・。
さて、そこでレイジーボーンな私としてはさらにこんなものを考えてみたゾ。

上下動する畳椅子です(笑)。
半畳ほどの大きさで倒れないようにしっかりしたものにする。椅子のように腰掛けても良し、胡座をかいても良し、ちょっくら寝そべることもできるつーのはいかがだろうか。ま、横になりながらパソコンしてたら絶対眠っちゃうけど(笑)。
追加:
ゴロ寝三昧セット
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