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ルイジ・コラー二

8月2日は「ルイジ・コラー二」氏の80才の誕生日だそうで、ファンによる公認サイトがオープンした。

コラーニライン

ルイジ・コラー二と言えば、有機的な曲線を多用したデザインで「曲線の魔術師」と言われ、一世を風靡したドイツのデザイナーである。「ジウジアーロ」のようにプロダクトデザインの第一線で活躍したデザイナーとは違って、実際に製品化されたものはそれほど多くはないようだ。おそらく、プロダクト・デザインの世界では、「シド・ミード」と並んである種、際物扱いをされているデザイナーかもしれない。wikiにもその名がないくらいだ。


30年近く前、「カースタイリング」などで日本に紹介されたときの衝撃はすごいものだったに違いない。当時、3次元CADなどというものが影すらもない時代に、あれだけの有機的なフォルムのデザインをしていたのだから。(日本に紹介されたときに既に50代だったのだから、いかに評価のしにくいデザイナーだったのかが推し量れる。)

また、氏の興味はビークルなどに止まらず、航空機、それも先進的なスペース・シャトルやら、1000人乗りの超大型飛行機など、SFじみたものが多かった。しかも、その写真が凄すぎたのだ。模型と実際の風景をうまく配置して、一見そこに実物の航空機が存在するかのような、そんな錯覚を起こさせるものだったのだ。

080803b.jpg

080803c.jpg

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↑こんな写真を見てワクワクしない若いデザイナーはいなかっただろう

しかし、おそらく、これで一般の企業デザイナーからは、「あっち側の人間」として線引きをされてしまったのではないかと想像する。真面目なデザイナーほど、「フューチャリスティックなコンセプトデザイン」というものに嫌悪感を持つものだ。「俺たちは仕事のためにしこしこデザインしているのに、製品化もできないような好き勝手なことをやりやがって」というわけである(笑)。

確かに、氏の曲面的なデザインの飛行機が本当に飛ぶのかどうか、誰も分からないところではあるが、氏は大学で航空力学を専門としていたので、まるっきりデタラメなデザインとも思えない。

実際、「折り紙」と言われるジウジアーロの直線的なデザインとは異なり、当時、自動車などの分野でコラー二の有機的な曲面を製品化することは技術的に困難だっただろう。

ゆえに実製品化されている氏のデザインは文具や食器、あるいはおもちゃの車など、比較的曲面を再現しやすい小物製品が多いようだ。大手の製品としては1986年の「Canon T-90」があるが、これなど珍しい部類ではないだろうか。

080803a.jpg
↑引き出しの中から探し出したコラー二デザインのペリカンのボールペン


そんなわけでSF好きの好事家の間ではファンの多いデザイナーである。好き嫌い、評価は分かれても、ルイジ・コラー二が30年以上先進的なデザインをしていたことは間違いがない。

ファンサイトはまだ構築中のようであるが、バイオグラフィをはじめ、非常に充実しているサイトである。


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