「スケールカッター」(
MARUZEN SC-1)
プラスチックの定規とカッターが一体になった丸善のオリジナル商品。

雑誌の切り抜きや大まかなトリミングなどに非常に便利なので、長年使っている。
それにしてもこれは定規とカッターという、ある用途では必ずセットで使う文具を実にミニマムにまとめた秀逸なデザインだと思う。
定規の目盛りは35cmだが、構造上、カッターの切断有効寸法は315mm。一応A4の縦を1発で切れる寸法なので、日常使いではほぼ充分だと思う。
半円状のホルダー部にセラミック刃が収納されており、ボタンを押しながら矢印方向に引くと紙をカットすることができる。

一見頼りない感じのセラミック刃なのだが、切れ味はすばらしく、試しに雑誌でテストしてみたところ1回で9枚をカットした。

セラミック刃は耐久性が非常に高いけれど、雑誌の綴じ金具などに当たると欠けることがあるので注意が必要。また、刃は両刃なので、ボタン方向が逆にはなるのだが、左利きの方でも慣れれば使えるかと思う。
唯一残念なのは構造上、定規の端面から約0.5mmほど離れてカットされることである。なので、精密なカットが必要な場合には向かない場合もあるが、まあ、ほとんどの用途では充分な精度だろう。
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