SONY ICF-TR40 
ソニーがトランジスタラジオ発売40周年を記念して販売したポータブルラジオ。
アナログダイアルと丸いモノラルスピーカーというクラシックなデザインで、"TR"はソニーのトランジスタラジオの伝統の品番である。
表面の茶色の部分は合成皮革を金型の中に入れて成形するという(インモールド成形)凝ったもの。
単三電池2本で作動し、ロッドアンテナ付きで、AM/FMワイドの2バンド仕様。
料理などの手作業をするときに、どこでもラジオを流せるので重宝している。特にFM側でテレビのNHKが綺麗に入るのが結構便利だったりする。テレビよりこれでNHKのニュースを聞くことが多いかもしれないぐらいだ。AMは流石に窓際でないと入りにくいが。
モノラルなので、音楽を聴く用途ではなく、もっぱら言葉の情報用。
小さいので(高さ11cm)ジップ袋に入れ、風呂場でも使える。ちょうど10年ぐらい使っているのでちょっと汚れてきた。
我が家では、アルカリ単三電池2本で1ヶ月ぐらい使える感じ。電池が少なくなるとボリュームの低下とともにチューニングが合いにくくなる。
パソコンなどの作業中もラジオを流すことが多いのだが、ラジオはどの局も基本的にライブ中心なので、速報性ではあらゆるメディアの中で一番である。特に地震情報など、やはり災害系は一番頼りになると感じる。地震が起こった場合、例え軽微でも、ラジオはまずどの局を聞いていても速報があるが、テレビの場合はNHKを除いてはテロップ情報からとなることが多いと思う。
気が付いたのはネットの速報性は案外遅いということだ。これは人の手によるアップロードが必要だからだろう。もちろん、ラジオの場合、聞き逃したらそれまでなので(最近は、
Podcastに対応している部分もあるが)、フロー情報はラジオ、ストック情報はネットからと、どちらも利点がある。いずれ、テレビがネットに吸収されるようなときがきても、ラジオは無くならないだろう。
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このラジオと同じもの持ってます。ステンレスのアンテナと革製の外観に感動して購入しました。
この雰囲気がなんともいえない良い感じですね。
90年代中頃に購入して故障せずにずっと使用してます。良いラジオです。