普段から名刺やペーパークラフトやカードなどいろいろと自作してはプリントしているので、以前から印刷系のソフトには興味がある。
つまり基本的に
文字と
画像の配置・編集ができ、欲を言えば
背景の色やちょっとした
線・図形などが扱えて、そのまま印刷できる使い勝手のよいものがあれば、と思う。
今のところ、オールマイティなものはエーワンの「ラベル屋さんHOME」が定番だろうか。
しかし、その紹介の前に、まあ、とりあえず年賀状ですよ。この時期になると、もう既に年賀状などは作成済みのことと思うけれど、印刷に出した分が足りなくなったとか、出していなかった方から来て、あわてて後から自作したりする必要が生じるのはよくあることと思う。
まずは、はがき関連のソフトをいくつか見てみる。
「
はがき作家 あてな」
宛先を記入するための専用ソフト。インストール時に悪名高い「JWord」をインストールしようとするので、不要な人はチェックボックスのチェックをはずす必要がある。
「差出人」はあらかじめ設定しておく。「宛先」は記入していくと同時に住所録に50音順で収っていく。インターフェースは非常に分かりやすい。記入位置は縦、横、はがきの横置きの3つから選べる。住所や名前の位置関係の調整などはフリー版ではできないが、通常の宛名記入ではフリー版で充分だろう。(私は宛先は自筆派だが、この住所録はデータベースとして分かりやすいと思う。)
「はがき作家 うら」
また、インストール時、同時にはがきの裏面(当ブログではこちらの面を作成するものを探しているわけだが)を作成するための「はがき作家 うら」がインストールされる。ただし、これは体験版で保存時に「体験版」とでかでかと書き込まれるので事実上、フリーソフトとしては使えない。いけずぅ!
これを「はがき作家うら Free」と称するのもどうかと思うが、web上の印刷サービスを利用すると、体験版の表示は出ないということだ。
テキストはパソコン内のフォントを利用でき、「円形配置」はできないが、影付け、枠付けなどができる。また背景のグラデーションを設定できたり、画像の透明度などの設定もできるなどなかなか多様性がある。ただ、線や図形を記入することができないのが残念だ。ここでは、付属のテンプレの背景を透明にして、背後のグラデーションを表示させてみた。

大きなプレビュー画面で実際に触って位置関係などを調整する構成なので、使い勝手はよい。
デフォルトのサイズは「はがき」と「往復はがき」のみだが、「サイズを指定」項目があって、ミリ単位でサイズを指定できるので、オリジナルサイズのカードなども作ることができる。
気に入った場合は製品版をダウンロード購入することもできる。ソフトとして1,869 円 (税込) は決して高いとは言えないのだろうけれど、ホームページを見る限りでは(年賀状の)テンプレートや素材が少なすぎるような気がする。
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