渋谷に赴いた。
「国立代々木競技場・代々木第一体育館」
ご存知、1964年の東京オリンピックのために建てられた体育館。
丹下健三による建築で、吊り橋構造により、内部に支柱を持たず、広大な空間を擁している。
見るたびにその懸垂曲線の美しさに魅了されるが、設計の着想のみならず、それを具現化した構造計算にも感心する。
ウィキペディアによれば、
建築:丹下健三都市建築研究所
構造:坪井義勝研究室
とのこと。
内部のパノラマ写真。
岡本太郎『明日の神話』
2003年にメキシコで再発見された、高さ5.5メートル、長さ30メートルに及ぶ巨大壁画。原爆の悲劇と人間の生命力を圧倒的な迫力で描いている。
東京、大阪、広島の招致合戦の末、現在、渋谷のJR線と京王井の頭線を結ぶマークシティ内の連絡通路に設置されている。
既に足を止めて見入る人もまばらとなっている。個人的には広島に置くべきであったと思う。
対面の2階廊下からよく鑑賞できるが、構内の大きな柱が邪魔である。パノラマ化して柱を取り除いた。
- http://horirium.blog7.fc2.com/tb.php/412-b561272a
0件のトラックバック
コメントの投稿