舘神さん主催の手帳オフ会に参加してきました。
今回のテーマは「メモ術」について。
やや少人数だったので「メモ術」自体を具体的に掘り下げるという部分は深まらなかったのですが、時間に余裕があったので、それぞれの参加者の脱線話を聞くことができ、それが非常に面白く感じました。
参加者の職業的なこともあり、公開できない話があったりで、そういう話が聞けるというのはオフ会ならではだと思います。
メモに関することでは、まず舘神さんから「
エアペンmini」の実演がありました。
詳細はリンク先をご確認ください。
非常にコンパクトで、受信部をノートに挟むだけで、記入した内容がパソコンに取り込まれます。
USB1.1仕様のようですが、ネットブックでも全くといっていいほど記入と取り込みにタイムラグがありませんでした。
個人的にこれはアイデア出しに使える、と思った点は、記入した内容をモニター上で並べ替えることができる点です。これは実際に紙に書く場合はできないことです。位置関係を編集できるということはイメージとしては書いたものがポストイット化されるというような感じでしょうか。
パソコンと繋いでいないときでもある程度は受信部にデータを保存することができるとのこと。
エクスポート関係もofficeなどに貼り付けたり、pdf化したり、OCRも実用レベルのものが付いているようです。
また、画像ファイルでの出力は、BMPやJPEG以外にベクターデータ(SVG)に対応しています。これは私もよく使っているフリーのドロー系ソフト、Inkscapeのメイン形式ですし、イラレなどでも扱えるので、もしかしたらデザイナーにとって有用なガジェットなのかもしれません。ちょっと欲しくなってきました(笑)。
若干の短所があるとすれば、Mac版がないこと、最大対応サイズがA4であること(個人的にはぜひA3対応にしてほしい)、ペン先にセンサーがあるためペン先がやや見にくいこと、交換リフィルが専用(ボールペン)になること、筆圧が弱い人では若干反応がしにくいというような部分でしょうか。
その他、参加者のメモ法としてボイスレコーダー、「マインドマップ手帳」などが紹介されました。私は自作を含め小型のメモ帳とポストイット関係を参考にいくつか持参しました。これと「マインドマップ」について考えていることはまた別のエントリーででも取り上げたいと思います。
全員に共通するテーマとしては、やはりアナログのメモとデジタルの共生部分でしょうか。メモを捨てるのか、スキャンして取り込むのか、あるいはメモの活用法は・・・この辺りはまだまだハード自体も進化の途中であるため、これからもしばらくは試行錯誤が続きそうです。
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