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犬型ロボット


前エントリの人型ロボットを受け、今回は「犬型ロボット」について。

「犬は人類最古の友」とも言われますが、「犬型ロボット」というSFの概念も古くからありますね。

現在ロードショー中の「ヤッターマン」には「ヤッターワン」というロボットビークルが登場しますが、タツノコの有名どころは「キャシャーン」の「フレンダー」でしょう。確か、飛行機やら潜水艦やらいろいろ変身する便利なヤツだったと思います(笑)。
(「タツノコプロ」は犬型ロボットがお好きなようで、古くは1965年の「宇宙エース」に「イボ」というロボット犬が登場しています。)


アニメではありませんが、最近復刻版で読んだのが「8マン」でおなじみの桑田次郎による「超犬リープ」。
これも1965年の作品で、この時代に既にフレンダー並のスタイリッシュなロボット犬がデザインされていることに驚きます。

さらに思い切り古いところを掘り返してみると、1955年~57年の前谷惟光作「ロボット三等兵」に「軍用犬伍長」という名称が見られます。このキャラは未確認ですが、同作者による「ロボット一家」(1959年)ではロボット犬が登場しています。(「ロボット一家」は1963年に今井工業からプラモデル化されていますが犬は付属していません。なぜか頂き物を所有しておりました(汗)。)

090320a.jpg


玩具などでは「トミー工業(現タカラトミー)」が25年ほど前に小型の犬型ロボットを出して以来、ブームのように様々なおもちゃの犬型ロボットが作られてきました。極めつけはソニーのaiboでしょう。

aiboは犬型ロボットの代名詞になりましたが、ソニーはこの分野の開発を中止してしまいました。残念です。

さらに玩具の犬型ロボットのルーツを探っていくと、「ROVER THE SPACE DOG」という1950年代のブリキ玩具に行き着きました。(最近復刻版が出たようです。)

この犬については、ものすごく詳しい解説が「犬物商品文化研究所」さんにありましたのでリンクしておきます。
ROVER THE SPACE DOG


リアルなロボット工学の世界に眼を向けると、そのあまりの意表を突く動きで我々に「笑撃」を与えたのが軍用ロボットのBIGDOGです。




デザインは歌舞伎に出てくる「馬の脚」そのもの(笑)。初めて見たときには人が入った冗談動画かと思ったぐらいです。(実際にパロディバージョンの動画もありますね(笑))

よく見ると、脚関節が前後で対称になっています。蹴られても荒れ地でも健気に荷物を運んでいる姿は、犬というよりロバのようです。デザインは別にしても、かなりの技術が込められているのは間違いないでしょう。


BIGDOGのように「ロボット犬」というとどうしても少し軍用の臭いがしてくるのは私だけでしょうか。

Skynet Research」という会社のサイトでこんなロボット犬を見つけました。

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ロボット技術を研究している会社のようですが、「Skynet」というと映画「ターミネーター」に出てくる敵キャラなわけで、最初は冗談かと思いましたが、どーもそうでもないようです。

「市街戦における自律型サポート兵器」とのことですが、こんなぶっそうなものを本気で考えているとしたらいい加減にしてほしいものです。

とはいえ、4つ脚の戦闘ロボットは、日本人の好きな二足歩行型兵器よりもはるかにリアリティがあるのは認めざるを得ないのではと思います。

私の好きなハードSF映画「RED PLANET」には「AMEE」という4つ脚の戦闘ロボットが登場します。

090320c.jpg

トレーラー「tvspot2

この映画に出てくるSFガジェットはどれもかなり科学考証がしっかりしているようで、少なくとも人型のロボットよりも先に実現しそうな気がします。ただ、お願いだから兵器としてではなく、よき友として設計してもらいたいものです。

近未来的には数の足りない盲導犬やその他の介助犬の代わりが務まるようなロボットができないものでしょうか。





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