こういうご時世になってくると、「やっぱりなんだかんだ言っても農業だよね。」とばかり、農業の大切さがようやく再認識されはじめた観がある。
家庭菜園やレンタル農園などの小規模の土地を耕すのに最適なのがこのHONDAの小型耕耘機、Pianta。

なんとカセットボンベで動くのだ。家庭用のカセットボンベ1本で約1時間も動くというからけっこう高効率ではないだろうか。デザインもHONDAらしい。価格が約10万円とお高いのが残念だが。
自宅のカセットボンベを見たらLPG(液化ブタン)となっていた。タクシーなんかはLPガスを使っているものが多いと思う。基本的にエンジンの構造はガソリンのものと大差なく、排ガスの大気汚染物質はガソリンより低いらしい。
HONDA Pianta写真に写っているポスター、前半が切れて「耕すために使うのか。」のコピーが気になった。そりゃ、耕耘機なんだからそれ以外に使い道なんてないだろう、と突っ込んでみたのだが・・・どうやら疑問文ではなく感嘆文だったよう。ネットでPiantaのチラシを発見。こちらはなぜか「耕すために使うのだ。」になっているのだ。これでいいのだ。

ちなみに耕耘機の「耘」、HONDAのサイトではひらがなの「うん」となっている。いや、単独で出たら「耕」もいいかげん難しいと思うが。
くさぎ・る 【▼耘る】
(動ラ四) 〔「くさきる」とも〕雑草を取る。[日葡]
「草切る」とはまんまやね。ところで[日葡] って何?ってどんどん広がる。気になる人は調べてみると面白いかも。
そう言えば蛇足をもう一つ。昔お世話になった森一郎氏の『試験にでる英単語』にこんな解説文があった。
culture (名)教養、文化
cult=耕す ure=名・尾 *人間の心を耕すと「教養」が生まれ、教養が行き渡ると「文化」を生じる。
agriculture(農業)は'agri+culture'でagriはギリシヤ語で「土地」、それを耕すから「農業」となる。
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