服の色はネイビーブルーが好きなのですが、耐候性がよくないようでよく色あせてしまいます。
綿100%のシャツ(先日、連邦破産法の適用を申請したEddie Bauer製。といってもエディー・バウアー・ジャパンは独立しているので営業は継続とのこと。)とポリエステル70%、綿30%混紡のポロシャツ(FoxFireというブラウザのような名前のブランド)。


どちらも生地は全く痛んでいないのに色が抜けています。処分しようかと思ったのですが、以前から気になっていた「ダイロン」を試してみることにしました。
お湯で染めるタイプの「ダイロンマルチカラー」です。

説明書によると・・・
【染まるもの ナイロン、レーヨン、綿、麻、絹、ウールなど
染まらないもの アクリル系、ポリエステル系繊維
一缶でTシャツ約2枚分。】
とのこと。
実に間抜けな話ですが、ポロシャツがポリエステル製だったということは、作業した後に気がつきました(汗)。
まずは熱湯500ccで染料を溶かします。粉が飛ぶので本当は新聞などをひいた方がいいようです。

その後、別の大きな容器に熱湯を入れ、塩15gとともに溶かした染料を入れ、よく混ぜます。
このときの熱湯の温度や量はなぜか書かれていません。20分混ぜないといけないので60℃位のお湯を使いました。
量はお湯が多くなるとネイビーのような濃い色は染まりにくいということなので服が浸かるギリギリの量にしました。
20分よく混ぜます。ちょいと面倒。

ウギャー、手袋が破れていて、指まで染まりました(笑)。(1日で抜けましたが)

その後、20分浸け置いて、念のため「色止め剤」で処理しました。姉妹品の「カラーストップ」というのがあるようですが、手に入らなかったので、同じ棚に並んでいた「ミカノール」という製品を使用。
結果。
どちらもほとんど心配していたムラもなく染まりました。

綿はしっかり染まり、非常に色合いが綺麗です。

ポロシャツはやはりポリエステルが多いのでややぼやけた色になりましたが、処理前に比べるとはるかにマシです。これですでに一度洗濯をしてありますが、色止め剤をつかったためか、洗濯時に色落ちがすることはありませんでした。
今回、お風呂場で染めましたが、作業後にしっかりと流しておかないと跳ねたしずくなどの跡がシミになってしまいます。
素人の家庭染色などムラになってダメだろうと思っていたのですが、結構まともに仕上がったので感心しました。
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というかゾンビはどうでもいい前置きで、また感心しました。まめですね~勉強になりました。