7月に「
ずっと使っているもの 4」で古い除湿器を取り上げたら、その後、とたんに壊れてしまいました(笑)。
動いたり動かなかったりするようになったので調べてみたら・・・電源コードの付け根が断線していました。

灯りを暗くして写真を撮ると、断線した場所の内部でスパークしているのが分かります。

奇しくも前回のエントリで火が出ないか心配、と書いていたことが半分本当になりました。
PVC(塩ビ)が電気コードの被服に多く使われているのは、電気絶縁性と耐燃性がよいからです。なので、この状態からすぐに火事などに繋がるわけではありませんが、やはり気持ちの良いものではありません。
冷蔵庫や洗濯機など動かさない機械と違って、ポータブルの機器のコードはコードの根本の部分に負荷がかかって断線することが多いようです。(キャスター付きの椅子で踏んづけて火花が散った経験もあります。)
修理できるかどうかダメもとで分解してみました。

コードが鉄板に嵌め殺しになっていて取り出すのに苦労しました。ヤスリで削ってなんとか分解しました。

断線部分をカットし、被服を剥ぎます。(嵌合部の樹脂のスリーブは削って再利用。)
反対側も同様にし、半田づけしましたが、手持ちの半田ごての出力が弱く、このような太い電源コードをがっちり付けることはできませんでした。
ショートしないようにビニールテープで巻いて固定。

もとの位置に納めて再組み立て。

さて、無事、修理はうまくいき、再稼働してくれました。これでまたしばらくは働いてくれそうですが・・・

今度はこっち側があやしい・・・微妙に膨らんでいるので、いずれ断線するのは時間の問題のようです。やれやれ。こっちが切れると樹脂のプラグは再利用できないので、昔のねじ式のプラグを探さなくてはなりません。
- http://horirium.blog7.fc2.com/tb.php/506-4e3ed80b
0件のトラックバック
コメントの投稿