秋の味覚、栗をば茹でてみたのですが・・・

近所のスーパーなんですが、結構大振りな栗で、美味しそうに見えたので久しぶりに購入。
ところがですね、「もう先にいただいてるもんね!」とばかりに先客の、「栗虫」さんのヒット率が異常に高かったのです。
4割越えてました、4割。イチローでも厳しい数字です。1、2割なら、「参ったなあ、また虫入ってたよ。まあ、農薬の少ない証だからいいか・・・」なんて笑っていられますが、ほぼ半分ともなるともうロシアンルーレット状態もシャレになりません。写真に載せられないよーな、黒々とした大物を包丁で切った日には、ちょっと涙目になります・・・。
んで、こんなに多いのは温暖化のせいかとググってみたら、まあ、温暖化はどーか知りませんが、当たりというかハズレというか、高確率でヒットする場合もままあるようです。
で、その検索のときに見つけたのが「
俵太:栗虫ちゃんを採集しよう!」のタイトル。
ん?俵太って、あの俵太先生?そう、リスの類を飼育している方ならおそらく知らない人はいないだろうと思われる、マロさんちのイワリス、俵太先生であります。マロさんののんびりした大阪弁とキュートな俵太先生の動画に癒されたことのある人も多いでしょう。それにしても「栗虫ちゃんを採集しよう!」ってどういう呼びかけなん?
てな訳でリンク先をのぞいてみたら・・・・
どひゃー、リスって栗よりも栗虫が好きなのかー、知らなんだ。良質のタンパク質ということで、市販のミルワームなんざ目じゃないらしい。
それにしてもマロさんはすごい。リスのためにそこまでやるかー。農家に頼んでわざわざ虫入りの栗を届けてもらっているうちに、その農園ではリスの餌用に虫食いの栗を販売するようになったというほど。農園にしてもきっと今まで捨てていたものが売りものになって驚いたに違いない。まさにネットの威力ですな。
まあ、リスかわゆすなあ、飼ってみてもいいかなあ、なんて思っていた自分が甘かった。イモムシさんはわりと平気ですが、そこまで大量だとちょっと・・・(涙)。 俵太先生、とんでもなく天真爛漫な顔で生栗虫さんを齧っているし・・・。(リスを飼って、「
待ってなボウズ!今助けに行く」つうHEROごっこをするという夢は潰えたのでした。)
で、この虫、ゾウムシの幼虫だとかで、ゾウムシは花の間に卵を産み付け、実が成るときに栗の中に入り込むらしいです。それで穴が開いていないのに中に虫がいるのかー。穴が開いているのはむしろ出てきた跡なのね。
まあ、とにかく天津甘栗なんかでほとんど虫が入っていないのも逆の意味でOKか、これ?と疑念が沸くわけですが、気がつかずに口に入れたときにあの臭い匂いが口中に広がるのも勘弁してほしいもので、この秋はちょっと栗はもういいかな、という気分です。
「
表太(イワリスの表太との暮らし)」
- http://horirium.blog7.fc2.com/tb.php/529-141ae75c
0件のトラックバック
コメントの投稿