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卒業制作展

毎年恒例の美大関係の卒業制作展が、今月開催される。

>東京芸術大学美術学部卒展 2月22日(9時)~2月26日(11時30分)

>東京五美術大学連合卒業制作展 2月21日(9時)~2月26日(12時45分)

場所及び詳細は
東京都美術館

『ハチクロ』ではないが、美術系大学で過ごす4年間って、人生の中でももっとも「きらきらした」時間ではないだろーかと、おじさんは思ってしまう。

もちろん、スポーツや音楽系の大学もそうだろうが、いわゆる「学問」を修める一般の学部と違い、芸術系というのはかなり特殊な環境が必要になる。

100号を超えるような油絵、彫刻、工芸など、なかなか個人の住まいでは制作するのは困難だからだ。
 社会人になるとそういう制作のための空間が当たり前のように与えられていることだけでも、どれほど贅沢なことだったか思い知ることになる。

同じ志を持つ友達と芸術修行をする、自由できらめくような時間。もちろん、やっている学生は一般教養も疎かにできないし、作品の制作に行き詰まって苦しんだり、評価も気になったりする。
何より、己の才能と正面から向き合って、これで食っていけるんだろーかと悩む。「就職」という現実がある。どこかで何かを割り切ったり、諦めたり、取りあえず何とか先延ばししたり・・・

いろいろあるけど、何かを「クリエイト」するという、止むに止まれぬ特殊なベクトルを持つ若者が集まった時間と空間、いいすねえ。

卒業制作展はその成果が一同に会する機会で、これほど楽しい催しは、そうはない。いつ行ってもエネルギーを貰える。
(いつだったか、「栄久庵憲司」のじいさんも見かけた。おお、若いののエネルギー吸いに来とるな、と(笑))
まあ、都美を上から下まで一気に観るとほんと疲れるけどね。

それにしても東京で芸術系を学べるというのはなんとも贅沢なことだ。ネットが発達してマシになったとはいえ、地方との機会格差はほんとに甚だしい。

様々な美術系の催しはほとんど関東一極集中だからね。実際にいろいろな展覧会や先輩の作品などに直に触れる機会ってのは関東ならではのことなのだ。

慌しい上に、地震がしょっちゅう起きて怖い東京に住めるのも、こういう文化的優遇とトレードオフがあるからなんですね(笑)。


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2件のコメント

[C18] 美術高校だって卒展あるぞ

オイラは知ってのとーり、大学は演劇で卒論だったんだけど
高校は美術高校で、ちゃんと卒業制作をやりましたぞ。
渋谷のビルの一室を借りて大々的に。
ポスターやチラシやDまで作って、それは盛況だった。
たしかに楽しいモノであったなあ。
画家の父も見に来てくれて「こんな楽しい展覧会も珍しい」とかなり長いこと見てた。
息子のオイラの絵をホメるかと思ったら、別の女子(現・青木夫人)の絵がグンを抜いていたそうな。
それからだいぶ離れて二番目がオイラの絵だったと後で聞いた。
さらに「おまえの絵はここが頂点だな、もう進歩は無い」とガックリくるようなことを言われた(笑)

[C19]

美術系の高校というのは珍しいよね?美系の学生ともなれば卒業制作といえば、もうそれにどっぷりだから、大変さも楽しさもひとしおやね。しかし、お父上、厳しかったんですなあ(笑)。
  • 2006-02-07
  • ホリック
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