観天望気(091204)

本日のお客様(091207)
朝起きたら、先日の強風で舞い上がったらしく、カエデの種がベランダに・・・

それにしても何という造形だろう・・・
本当に鳥の羽の形をしている。羽根ペンとか羽根箒とか、ほんとそんな形。
空中に落とすと種を中心にしてプロペラのようにクルクルと回転しながら落ちる。しかし、高いところまで登ってくるということは実際に空気の流れに乗る機能があるということ。植物の播種戦略のなんと理にかなったことだろうか。
カエデの種カエデはいくつも種類がある。リンク先の画像のようにもっと先端がまるい、ご飯のしゃもじのようになっているものの方が一般によく知られているのでは。
この写真の葉っぱは駐車場に落ちていたものだが、上の葉っぱもカエデの一種のようだ。おそらくミツデカエデかチドリノキだと思われる。ネットで調べるとカエデの種は発芽率がよく鉢植えして盆栽にしたりするそうだ。でも、ミツデカエデかチドリノキだったらちょっと盆栽には向かないかな。
同様の戦略で種を飛ばす植物としてはアオギリが有名だ。
アオギリの種(もひとつ有名なのがあるが、今後のお楽しみとしてとっておく(笑))
本日のお客様(091208)
洗濯物に濃い翡翠のような深い緑色のつややかなクモがくっついていた。5mm位の小さなクモだ。

接写してみると肉眼で見たときとずいぶん印象が変わって見える。まるでムンクの「叫び」のような模様がついている。私の好きな人面種だ(笑)。
知らない虫を見たときはいつも「昆虫エクスプローラー」を見るが、クモに関しては「
虫ナビ」の方が充実していた。
で、どうやら「アシブトヒメグモ」という種類らしい。虫ナビの写真も二本の前足で頭を隠すような同じポーズをしていた。まるでタコみたい(笑)。体色にはかなり幅があるとのこと。
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