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『フェノミナ』体験

『フェノミナ』というのは美人女優のジェニファー・コネリーが一躍注目を浴びた映画で、一部の好事家にはカルト的な人気があるようだ。確か、15才の超絶美少女だったジェニファーの役所が寄宿舎暮らしの能力者だったような。

猟奇的な殺人者に狙われ、巨大なゴキブリさんやらヤスデさんがうじゃうじゃ詰まった地下牢の水たまりに落とされて・・・よくあんな役を体当たりでこなしたもんだと思う。ストーリーなんか何も覚えていないが、あの強烈なシーンは見た人は誰も忘れないだろう。


さて、私の『フェノミナ』体験について書いてみる。虫の苦手な人はお気を付けて。

それは学生時代のある夏のことだ。恩師の計らいで研究室の皆で瀬戸内海のとある海の家に遊びに行ったのだ。その家は崖のような岸壁から海岸に張り出すように建てられていた。磯の直ぐ上に柱で支えられた高床式の構造になっているのだった。いわば夏の間だけ使うような海の別荘である。

だからたぶん、オフシーズンはずっと無人で戸締まりされているのだろう。さて、我々が到着して開けてみると・・・そこはフナムシとゴキブリとクモの巣窟となっていたのだった。

もちろん、彼らにしてみれば、普段から管理?しているところにいきなり踏み込んできたのは人間の方なわけで。床といわず壁といわず走り回り、近づけば仕方なく人間に場所を明け渡すのだが、決して逃げようとはしない。

海辺に暮らす人々にとっては見慣れた風景なのかもしれないけれど、都会もんの私にとってはかなり衝撃的であった。フナムシの大きさは大人の親指ほどもあった。それまで海でフナムシを見たことは何度もあったが、あれほど大きな連中ははじめてだった。しかも、夏だからほとんど半袖半パンで過ごしたのだが、連中は登ってくるのである・・・身体中を・・・。


で、正直、1日目は一睡もできませんでした。その連中以外にもムカデが入ってきたり、セミが入ってきて鳴き出したり・・・なんというか野趣あふれる海の家でした。


しかし2日めからはなんとなく慣れてしまって、(というかあまりに多いのでキリがないから)身体に登ってくるのを払いながら眠れるようになった。目を開けるとフナムシと目が合ったり・・・大粒の黒いごまのような目をしていて、よく見るとけっこう可愛い・・・わけはないが、ま、「王蟲」のこどもだと思って「いい子だから動かないで!」とでも願うしかない(笑)


さてさて、また、滞在中、近所の漁師さんが取れたてのシャコを鍋一杯に茹でてきてくださったり・・・殻付きのシャコはなんというか、見た目はほとんど巨大な○○○○。しかし人間というのは勝手なもので、見た目の悪さがどうであろーと、食えばうまいのだから仕方がない。もちろん、皆でおいしく頂きました。

その他、漁師さんに巨大なカブトガニを見せてもらったりしたのだが・・・この連中もあまりお腹の方を見たことある人は少ないと思うが、それは全くエイリアンの「フェイスハガー」そのものだった。

というわけで、かなり虫っぽい夏の休暇となったのだった。







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