前号(No.624)のmonoマガジンにタバコのペーパークラフトが付いとりました。
タバコを吸わないので気がつきませんでしたが、タバコってまだ、雑誌で広告できるんですね。

この写真では細かいところまで伝わりませんが、厚紙にエンボス加工を施した実に贅沢な印刷。まるで「デザインのひきだし」の印刷見本のようです。
タバコも吸わないのに、パッケージが欲しくて何度かタバコを買ったことがある私としては食いつかずにはおれません。
裏面の「組み立てろ、新しいマールボロ。」というあおり文句に文字通りあおられて早速組み立ててみました。
んー、どうも実際のパッケージとは異なるようです。

さて、完成しましたが、フタが閉まらずマヌケな感じ。

切り取り前に比べると金色部分が少なくてインパクトが弱くなったように感じます。
どうやら、展開図は素人でも組み立てられるように簡単なペーパークラフトとしてアレンジしてあるようです。
節度感もなく、例えば付箋入れなどとして一瞬でも使えないのが残念。
それにしても、タバコってのは前面にさえ大きく「肺がんの告知」を入れなければならないようで、グラフィックの観点からはもう滅び行くのが明白な商品ですね。
追記:100430『オーストラリア政府は29日、たばこの箱にブランドのロゴを印刷したり着色したりすることを禁じる世界初の規制を導入すると発表した。魅力のない白い箱にして喫煙率低下を促すため。』
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