お風呂場の電球が切れた。
電球といってもパナの「パルックボール スパイラル」。蛍光管を電球形状にしたもので、省エネ、長寿命をうたった製品。スイッチを入れても点灯したりしなかったりするようになり、そのうち全く点かなくなった。

あれ、まだ1年ぐらいしか経っていないのにな、結構高かったように思うが、ちょっと早すぎるんちゃう?ハズレ引いたかなあ、ぐらいに思っていた。
ところが丁度そのとき、タイムリーにパナの蛍光灯のリコール記事を目にすることになった。
「パナソニック:業務用蛍光灯に不良品 無償交換へ」(どうせすぐにリンクは切れるから貼りませんが、
「リコールナビ」などに情報が挙がっています。)
その記事の「蛍光灯」と「インドネシア製」というところが一致したのでこれも該当するのかな、と思って電話してみた。
実際には「直管」のみということで該当する製品ではなかったのだが、担当の方が「お風呂場ですよね?それならそんなに使われてませんよね。一応本製品の定格寿命は6000時間となっていますので不良品だと思われます。」ということで、丁寧に謝罪され、代替品を送って頂けることになった。
電球のパッケージは切れた古い電球を入れてゴミに出してしまうので手元に残らないことが多いと思う。たしかに送られてきたパッケージには「長寿命約6000時間」と明記されていた。

シャワーで済ますことも多いので1日1時間も点灯していないが、仮に1日1時間点けていたとしても365時間。確かに十分の一も経っていないのでたまたま良品でなかった可能性が高い。
パナがエライのは代替品を送ってくれるだけでなく、着払い伝票付きで、切れた電球を送り返してもらい、ただちに原因究明を行いたいと仰っておられるところ。確かな製品を作るための地道な努力がある。
切れた旧製品(右)と新品(左)を比べると、

ロゴがNationalからPanasonicに変わっていること以外に、白い樹脂の部分のエッジが取れ、デザインにも手が加わっていることが分かる。ガラスの質も変わったようだ。日々カイゼンがなされているのだ。
日本のものづくりはエライのだ!
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