ISOTで出会った「丸一興業株式会社」の「bolda事業部」。
bolda強化段ボール(硬質紙製ボード)を使った什器や子供用の遊具などを作っておられます。
2ページめを見るとCADの図面から直接デジタルカッティングマシンでボードを切り出しています。
段ボールだけでなく、アクリル板など多くの素材に対応しています。マシンの形状から見ると、エンドミルのようなものでカットしているようですね。
一々抜き刃の型を起こさなくても小ロットから対応できるわけです。
硬質段ボールは素材それ自体が高いのでなかなか簡単に使えるものではありませんが・・・。デザイナーが考えたおしゃれな段ボール家具や子供用の遊具などをよく見かけますが、下手すると木製より高いんじゃ、と思うこともしばしばです。その代わり全面の印刷も可能だし、軽量で扱いやすく、廃棄するときも手間がかからないなどのメリットもあります。やはり店頭で一定期間だけ使う什器には最適というわけです。
さて、ちょっと気になってこのデジタルカッティングマシンを調べたら、紙や段ボールだけでなく、発泡ポリスチレンやカーペットなどの柔らかい素材まで対応していて感心しました。
Kongsberg XL | NSK 日本製図器工業株式会社それにしてもX-Yプロッター型のマシンは印刷機であれ、カッティングマシンであれ、見ていて飽きません。頑張って仕事しまっせ感があるんです。
私もこれを超小型にしたようなカッティングマシン、「
クラフトロボ」を愛用しています。また、いずれクラフトロボについては取り上げたいと思っています。
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