夏になると近所の野菜直売所でカボチャが丸ごと売られる。安かったので試しに買ってみたが、さすがに丸のままというわけにはいかないので、切ることにした。
ところがこれがまるで岩のよう。なんとか頑張って包丁で捌いたら、「モリブデンバナジウム鋼」と書かれた包丁が刃こぼれしてボロボロになってしまった。なんという硬さ!カボチャ恐るべし!
包丁の刃が欠けると、もう大変。仕方なく安物の砥石で磨ぎ上げたのだが、元に戻すのに小一時間もかかってしまった。
さて、そこで思い出したのが、「ピラニア鋸」。
以前、
「鋸」のエントリで言及した工具である。
料理用に使えるのではと、近所のホームセンターで新規に購入してみた。

パッケージに凶暴そうなピラニアの絵が。

刃もなんとも強烈。

パッケージ裏を見ると、「骨、冷凍食品、野菜芯」などは「BEST」で「押し引き両挽き」で切れるとのこと。(その上の「ゴーシ、ゴーシとゆっくり。」がかわいい(笑))
ちなみにこの製品は背の部分に替え刃が隠されている。

これを入れ替えるのは曲がりやすいので超大変なのだけれど、一応その説明も載せておく。

で、カボチャとの対決は・・・・

見事、カボチャ瞬殺!!

流石ですわ。羊羹を切るがごとくあっさりと切断することができた。(背部分の厚みで止まってしまうけれど)
というわけで、これは使える!と思ったら、後から大きな欠点が発覚。
残念ながら、
「錆びる」のだ。洗ったあと乾くまで放っておくと2,3時間で錆びが発生する。
洗ったあと、すぐに拭いて、オリーブオイルなどを塗っておく必要がある。背の部分は水が溜まりやすいので替え刃は絶望かも・・・いずれにせよ、料理に使う場合は、こまめな手入れが必要のようだ。
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驚いた事に新たなかぼちゃができますよ!本当に♡