8年も前のパソコンのハードディスクを換装して、リカバリーディスクをかけるとXPも初期のものになってしまうから始末が悪いのです。
そこから今までに出ている修正パッチなどを当てたりしながら、XPのSP3まで育て上げるのが大変です。とても時間がかかります。また、アプリケーションなども初期のものに戻り、メーカーパソコンなら事前にインストールしてあるセキュリティソフトなども時間の関係で期限切れとなります。
まあ、パソコンが初期のすっきりした状態に戻るので、調子がよくなるという利点はあるのですが。
そこでその負担を少しでも軽減するために要所要所でバックアップソフトを使って:Cドライブのイメージをとっておくと便利です。
このイメージファイルを外付けハードディスクやDVDなどのメディア、あるいは少なくとも:Dドライブに保存しておけば復旧の手間は大幅にに軽減されるはずです。
(:Dドライブというのは、システムの入っているドライブと違って、ハードディスクが物理的に壊れない限りはさデータをサルベージできる可能性が高いからです。)
この手のソフトの定番は
Acronis True Imageでしょう。今まで私もさんざんお世話になったソフトです。設定によって差分ファイルだけを保存してくれるので便利です。
最近では同様のフリーソフトがいくつか出ているので、英語が苦手でなければ使ってみる価値はあるかもしれません。下記ページ参照
窓の杜-同期・バックアップ今回、いくつかの外付けハードディスクのパーティションの変更にフリーソフトを使いました。以前にも当ブログで紹介したEASEUS Partition Masterです。
EASEUS Partition Master(窓の杜)はっきり言って購入したハードディスクについていた製品版のソフトより強力でした。製品版の方はライト版だったのでハードディスクの隠れたデータが扱えないなど制限が多かったのです。
EASEUS Partition Masterでは隠れているパーティションの表示や、消去、フォーマット、デリート、サイズ変更など何でもござれ。外付けハードディスクにも対応しているのがうれしいところ。
古いハードディスクを取り出して外付けのストレージとして使おうとするとそのままでは:Cドライブに不要なシステム情報などが書き込まれていて無駄なスペースとなります。これを全部消去して:Dドライブと統一する作業をしました。注意点ですが、パーティション削除、ドライブの拡大統一というような作業は、一度にやらないで、一つ一つ進めていく方がいいようです。また、作業内容・容量等により非常に時間がかかる場合があります。
昔はこういうのって、特殊なソフトでDOSでやっていたのでは・・・?今やフリーソフトで、しかも綺麗で分かりやすいGUIで誰でも簡単にできるとは・・・いい時代になったもんじゃのお・・・長生きはするもんじゃ。
このソフト、作業終了後に完了ボタンを押すとタイトル画面が表示されてちょっとキラリと光るようなグラフィックが流れるのです。いかにも、「どないでっか、えー仕事しましたで!」と言っているようで(笑)、製作者の気持ちが伝わってきます。
さて、万が一に備え、データは外付けハードディスクにバックアップするのが最も手間がない方法だと思いますか、最近では無線LANに接続するタイプのHDDも一般化しつつあります。
NAS 【Network Attached Storage】
RAIDなどを組んで、自動的にバックアップを取ってくれる設定もできるわけです。私もいつの間にか小容量の外付けハードディスクが増えてきたので、そろそろNASを組んでみたいと思っています。
※これらのフリーソフトの使用に当たっては重大な問題が生じる場合もないとは言えません。事前にバックアップを取るなど、自己責任でお使いください。
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