雑貨メーカーとしてすばらしいデザインの手帳などを出している「HIGHTIDE」さんの「フールスキャップノート」A7判。

毛入りの表紙に黒い背帯、クラシックな大学ノート風デザイン。しかし、随所にこだわりが。
「penco」のブランド名はHIGHTIDEさんの言わば遊び心。マークとなっている「ペンギン」とも掛けてあるのですが、もともとは架空の海外文具ブランド「Pen Company」という設定。

このノートの表紙の印刷はわざわざ活版印刷にしたとのこと。角Rを取ってあるところもおしゃれなだけでなく、痛みにくいという実用性があります。
A7の中身は一見なんの変哲もない6mmの横罫。しかし、この罫線の印刷インクは水性とのことで、万年筆などのインクを弾かないとのことです。

表紙の「FOOLSCAP」はここではフールス紙を指しています。フールス紙は英国発祥の紙でもともと「帽子をかぶった道化師の透かし」が入っていたということからこの名が付けられました。(また、紙業界においてはサイズを指す場合もあります。→【平判の大きさを規定したBS(英国標準規格)の一つ。通常は13.25インチ×16.5インチ(342.9mm×419.1mm)(百科事典マイペディア)】
このノートの紙は国産で、縦に細かいスノコ状の透かしが入っていて紙質がよさそうです。
サイズは他にB5,B6があり、B5は7mm罫31行ということで、1頁1ヶ月の使用に対応しているとのこと。
PENCO フールスキャップノートちなみに元となった「フールスキャップ」の透かしの一例。

(http://nga.gov.au/whistler/details/foolscap.cfmより引用)
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PencoのノートにA6サイズがないのが残念です。