観天望気
101203
朝から激しい豪雨に見舞われた。ツイッターのつぶやきを見ていても雨が西から近づいてくるのが感じられた。
ピーク時には、霰混じりで、数メートル先も見えないほど。よく「ゲリラ豪雨」などとニュースに流れるが、まさに恐怖を覚えるほどの土砂降りだった。
しかし、その豪雨もわずか30分ほどで上がり、あれよあれよという間に西から天気が回復。
その後、異常なほど気温が上昇した。

各ニュースから天気関連をまとめてみると、
「気象庁によると、1時間あたりの最大雨量は海老名(神奈川)で72ミリ、平塚(同)で56ミリ、気仙沼市(宮城県)で51・5ミリと史上最大値を更新。静岡市の清水と兵庫県洲本市で41・5ミリ、東京・世田谷で39・0ミリなど、12月の最多記録を更新。」
「南から暖かく湿った空気が流れ込み、季節外れの暖かさに。午後1時までの最高気温は、海老名(神奈川)で23.8度、千葉23.2度、横浜22.9度、東京都心でも23.7度を観測。」夏日寸前で、東京は那覇の気温を上回ったそうである。
「日本海で発達した低気圧の影響で3日、日本列島は各地で局地的に強風や激しい雨に見舞われた。全国で、3人が死亡、53人がけがをしたほか、住宅など420棟に被害。」
(もちろん、各地で交通網も激しく乱れた。しかし、聞くところによれば、フレックスを導入しているにも関わらず、それでもびしょ濡れになりながら出勤した人達もいたそうである。そういう人達は、自分の価値観や判断力を持ってないんだろうか。会社のプログラム通りにしか動けないとしたら悲しい。)
一方、当日、こんなニュースも流れた。
2010年12月3日23時32分 【ロンドン=橋本聡】欧州が記録的な寒波に見舞われ、3日、凍死者が30人を超えた。AFP通信などによると、寒波は雪を伴い、ポーランドでは零下15度を記録。同国で今週に入って少なくとも23人の凍死が報告されたのをはじめ、チェコで8人、ドイツでも1人の凍死者が出ている。
交通も混乱し、ロンドン、パリ、アムステルダム、ベルリンなどの国際空港で、雪のため欠航や大幅な遅れが相次いだ。英仏を結ぶ高速鉄道ユーロスターも間引き運転し、ダイヤの混乱は週末まで続く見通しだ。(asahi.com)
まるで、映画『デイ・アフター・トゥモロー』(The Day After Tomorrow)のようで怖い。
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夜の間中降っていた雨が、朝方に上がり、西の方から急激に天気が回復。天蓋は9割方、雲で覆われていたが、西の峰々は、朝焼けの光を反射して美しく輝いていた。あたかも「
マックスフィールド・パリッシュ」の絵画のよう。こんな景色はほとんど見たことがない。

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本日のお客様。
8日の朝は少し冷え込んだが、それまでの陽気が異常だった。夜中に「蚊」が出て寝入りばなを襲われる。小一時間、格闘して仕留めたが、12月だというのに・・・。こいつは「お客様」とは認めん!睡眠時間を返せ!

朝、外に出ると玄関にバッタがしがみついていた。おまえさんも異常気象に戸惑っているのか。
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