このところ購入したチープでややクラシック風味のボールペン。雑貨屋さん系文房具の人気とも相まってこういうカテゴリーができつつあるように思います。

黒いのは、以前に書いたアメリカ製、FISHER USA R84F FINE POINT 。(
銀座「五十音」に行った)
真ん中のオレンジのは
etranger di costaricaのBallpoint Pen Fine 0.7mm。ボディーカラーは12色あり、ほぼ同形状のシャープペンとお揃いのラインナップ。クラシックなスタイルですが、etranger di costaricaの製品コンセプトでもあるカラーの多色展開で、シュッとしたラインが美しい。国産品だけあって3本の中では一番しっかりとした成形がされているように感じます。
一番下はBICの「Clic Gold」Ballpoint Pen。
Bicは1945年創業の仏の会社ですが、本品はメキシコ製のようです。クリップ上部に「MEXICO」の刻印が。

ネットで調べたところ、色は10色の展開。嫌みのないスタイル。本体の間に挟まれているゴールドのワッシャーの細いラインが美しい。残念ながら、ちょっとクリップの付け根が弱そうな感じもします。無理に広げない方がいいでしょう。
さて、中のリフィルですが…

FISHERの軸は真鍮製でしょうか。ご丁寧にバネまで金メッキ?が施されています。長さ133mm。このタイプは珍しく、大手の文具店にでも行かない限り、同じものは入手が困難かもしれません。このペンを売っているネットの文具屋さんでは、替え芯はない、と宣言しているところもあります。
これより長いプラスチックの替え芯は国産品があるのでカットして使えると思います。バネのストッパー部分は樹脂の外側部分だけをペンチなどで摘むと簡単に作ることができます。
下の2本は全長106mm。etranger di costaricaのリフィルはノックのバネがやや強いためか、曲がっています。バネを交換したいところ。
さて、ボールペンの各メーカーの替え芯(リフィル)ですが、残念ながら統一された規格があるわけではありません。それでも一応、各メーカーとも互換性は気にしているので、できるだけ共通のサイズにしようとしているようです。
で、最近設立されたのが「
JWIMA(日本筆記具工業会)」
ここの
「お役立ち情報」に替え芯の互換表があります。
エクセル形式の表です。ただし、106mmのものが載っていないなど、漏れがあるようです。
やはり各メーカーごとにサイトでチェックする方が正確かもしれません。
PILOT 替え芯ZEBRA 油性ボールペン替芯(左カラムに水性ボールペン替芯などもあります)
Pentel 油性ボールペン/対応リフィルOHTO リフィール・カートリッジTOMBO ボールペン替え芯情報三菱鉛筆株式会社 お客様相談室 芯(リフィール)交換について (総合カタログ内にあります)
SAILOR 消耗品・アクセサリー
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高いボールペンも書きやすくてもちろんいいんですけど事務所などではこういったいいチープ感のあるものに手が伸びてしまうんですよね。貧乏性かもしれませんが。