徹底的にやりましょう!
今回は、帳票と言えば、この会社、「ヒサゴ」の提供する
「ヒサゴ工房」です。
まず、開くと他メーカー同様、印刷用の台紙を選ぶところから始まります。
このとき、どの名刺を選んでも

上マージンが7mm、下マージンが15mmになった用紙しかありません。
現在、他メーカーのものでは、上下マージンが11mmずつ、即ち上下の区別がないものが主流かと思います。
このタイプしかないのでこの用紙を選んでおきます。後から印刷設定で簡単にずらせるので問題はありません。
さて、今まで見てきたソフトとちょっと違って、慣れないとやりにくいところがあります。
最初にデフォルトで記入欄が決まっています。

とりあえず、一番上の欄にテキストを入れてみました。文字サイズを大きくすると、枠からはみ出して表示されません。このページからすぐに枠サイズを変更できないのが残念です。
それと、個人的に、決定的に使えないと思ったのは文字色が16色しかない、ということ。16色て・・・
このソフト、背景にはフルカラーを設定できるのに、文字だけ16色ってなぜなのでしょう?しかもその色合いがまたひどい…
…続けます。
枠を変更するためには左側の「モード切替」をクリックします。

この画面で枠、位置などを調整できるようになります。
このとき、枠の中に入れるのが、文字なのか画像なのかといった種類まで決めなければなりません。
種類は、文書、数値、画像、自動入力日付、チェックボックス、バーコードとなっていて、基本的に決めたもの以外は貼り付けられません。
つまり、事前にかなり決めごとが多いので、見ながら微調整してデザインするというやり方には向いていません。
むしろ会社などであらかじめ決まったフォームに、大勢の社員の名前を当てはめるような使い方に向いています。
帳票関係の会社らしい発想かもしれまえせん。
背景の色は自由に変えられ、画像はjpg、bmpが扱えますが、どちらも綺麗に背景の白を透明化してくれます。真ん中の「horirium」ロゴはjpgです。

印刷時は表示→全体イメージからデザインを他の部分や全体にコピーすることができるのでテスト印刷もOKです。
ただし、デフォルトの枠で使わないものが残っていると反映されてしまうので消しておく必要があります。
最初のマージン問題ですが、

印刷プレビュー→印刷オプションから調整できます。
上端を4mmに設定しておくと上下11mmずつのセンター設定となります。
その他、ヒサゴさんのサイトで、名刺・カードのデザインフォームを別途ダウンロードできるようです。
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